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2006年4月30日
シリーズ第3戦トルコGPの決勝レースは30日、イスタンブールパークで行われ、青山博一が今シーズン初優勝を飾った。
気温16度。路面温度21度のドライコンディションの中、スタート直後の1コーナーで3戦連続ポールポジションのホルヘ・ロレンソと14番グリッドの青山周平が接触。後方でも多重クラッシュが発生する波乱で幕開けとなったレースは、6人がゴールラインまで熾烈な優勝争いを繰り広げた。
6番グリッドからスタートした青山は、最終ラップにエクトル・バルベラとアレックス・デ・アンジェリスで接触するアクシデンを巧みに交わし、昨年第11戦日本GP以来となる2勝目を挙げ、KTM250ccクラスに初勝利をもたらした。
バルベラは中量級最高位となる2位でフィニッシュ。アンドレア・ドビツィオーゾは開幕から3戦連続の表彰台を獲得すれば、ロベルト・ロカテリ、高橋裕紀が続き、ヤコブ・シュムルツ、シルバン・ギュントーリ、アレックス・バルドリーニ、アンソニー・ウエスト、セバスチャン・ポルトがトップ10入りした。
バルベルと接触してコースアウトを喫した通算100戦目のデ・アンジェリスは、マルコ・シモンセリに次ぐ12位でフィニッシュ。ワイルドカード参戦の地元ライダー、シナン・ソフォーグルは19位でチェッカーを受けた。
チャンピオンシップは、ドビツィオーソが20ポイントを加算して52ポイントでトップに浮上。0ポイントに終わったロレンソは50ポイント、青山博一が46ポイントで追い、高橋裕紀は31ポイントで6位につけた。
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