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MotoGPルーキーのここまでの明暗

2006年4月16日

2005年の250ccクラスで活躍したダニ・ペドロサとケーシー・ストーナーの2名は、今シーズンのMotoGPクラスでも目立つ存在となった。

ペドロサは、自身のMotoGPデビュー戦で2位表彰台という優れた成績を収め、ストーナーはカタールでポールシッターとなり、各方面から多くの賞賛を受けている。



この二人のルーキーがMotoGPクラスで水を得た魚のごとく活躍している一方で、残る他のルーキーたちは若干状況が異なるようだ。

リズラ・スズキのクリス・バーミューレンは、彼のマシンであるGSV-Rの開発を継続している。ヘレスでのデビュー戦を12位で終えた後のカタールでは、メカニカル・トラブルに見舞われ完走する事ができなかった。

クリスよりさらに運の悪いのはフランス人ルーキーのランディー・ド・ピュニエだろう。カワサキ・レーシング・チームのライダーとして冬季テストを優秀な成績で終えて、幸先の良いスタートを楽しんだ彼だが、デビュー戦のヘレスでは右手に怪我を負い、カタールでは1周目に転倒してリタイアするという決して良くない状況に陥ってしまった。

また、SBKなど多くのチャンピオンシップへの参戦経験を持ち、今期はMotoGPクラスで戦うプラマック・ダンティーンのホセ・ルイス・カルドソもここまでにポイントを獲得できていない。現在ポイントがゼロのライダーはカルドソとド・ピュニエの2名だけだ。

(記事原文、写真提供:motogp.com)


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