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2006年4月1日
MotoGPヘレスでの開幕戦、今期はマラグーティで戦う小山知良選手が土曜日のフリー・プラクティス2で転倒し、すぐにクリニカ・モバイルに運び込まれ治療を受けたが、足はひどく腫れ上がっており、左足のくるぶし付近二箇所を骨折している事が判明した。
コスタ医師と相談の上、翌日午前のウォームアップラップを走行して様子を見た小山選手は、そのまま決勝にも出場し、39人中の12位でチェッカーを受けて執念の4ポイントを獲得した。小山選手の公式ページであるkoyamax.comによれば、激痛の為何度かピットインも考えたようだ。
イタリアのロードレースサイトであるracingworld.itが、マラグーティの監督であるニコラ・カサディのコメントを紹介している。
コメントの中でカサディは、苦難の中で出場を決断し、12位を獲得した小山選手の勇気を称え、チームの士気が高まった事を喜んでいる。まだカタールでは小山選手の100%良好な体調は望めないとしながらも、必ずこの若い日本人は全力で戦ってくれるだろうと、小山選手への厚い信頼を表現したようだ。
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