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バレンシアの公式テストで転倒者続出。マガリッジは重傷 |
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2006年3月30日
3月27日から29日にバレンシアで行われたSBKの公式テストは転倒者の多いテストとなったようだ。現在ランキングトップのドゥカティー、トロイ・ベイリスは2日目に転倒し、オイルが漏れてセッションは一時赤旗中断となったが、本人に怪我はなく3日間のトップタイムをマークしている。
ベイリス以外にも2日目までに、フランチェスコ・キリ、アレックス・バロス、トロイ・コーサー、ルーベン・チャウス、日本の加賀山選手も転倒しているが、全員特に深刻なダメージを負っていない。
ランキング2位のテン・ケイト・ホンダのジェームス・トスランドは、3日目に大きなハイサイドを喫し、空中を舞って頭から墜落。メディカルチェックを受けた結果、幸い大きな問題はなく、当日の最後のセッション残り2時間を走行した。ただし、タイムには繋がらず、3日間を16番手タイムで終えている。ホンダの公式リリースは「頑丈な英国人ライダー」と彼を称えている。
問題はトスランドのチームメイトのカール・マガリッジだ。3日目の午前中にクラッシュし、激痛を訴えるマガリッジの12番目の脊椎と2番目の腰椎にはひびが入っている事がレントゲン検査の結果判明した。この2つの背骨は非常に危険な位置にあり、今後40日間は安静を必要とする為、次回のバレンシア(4月23日)にマガリッジは出場できない。テストの順位は18番手に終った。
以下にバレンシアでのSBK公式テスト、3日間を通しての順位を示す。
(トップ15と日本人のみ)
1 トロイ・ベイリス (Ducati), 1:33.758
2 ルーベン・チャウス (Ducati), 1:34.659
3 ロレンツォ・ランチ (Ducati), 1:34.848
4 トロイ・コーサー (Suzuki), 1:34.933
5 スティーブ・マーチン (Petronas), 1:35.178
6 芳賀紀行 (Yamaha), 1:35.295
7 フォンシ・ニエト (Kawasaki), 1:35.377
8 アンドリュー・ピット (Yamaha), 1:35.423
9 ミッシェル・ファブリチオ (Honda), 1:35.437
10 加賀山就臣 (Suzuki) 1:35.538
11 アレックス・バロス (Honda) lap 1'35.663
12 クリス・ウォーカー (Kawasaki) 1'35.758
13 ファビアン・フォーレ (Suzuki) 1'35.771
14 マルコ・ボルチアーニ (Ducati) 1'35.834
15 ビットリオ・イアンヌッツォ (Suzuki) 1'35.873
19 阿部典史 (Yamaha) 1'35.967
23 中冨伸一 (Yamaha) 1'36.737
(写真提供:ドゥカティーコルセ、SBKプレスオフィス)
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