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2006年3月28日
ゼッケン1のステッカーを貼って登場したトーマス・ルティにとって、タイトル防衛に挑戦する06年シーズンの初戦は、失望の結果に終わってしまった。
3週間前のカタルーニャ・サーキットで開催されたオフィシャルテスト2日目に転倒を喫し、鎖骨を骨折した05年王者は、開幕戦スペインGPに出場するために手術を回避。懸命なリハビリを続けたが、理想的な体調からはほど遠く、決勝レース直前のウォームアップ走行では走行をキャンセル。丹念にマッサージと治療を受けていた。
「今年の開幕戦は本当に酷かった。肩にはテーピングを巻き、痛み止めの注射を打って、レースに臨んだ」と、振り返ったスイス人ライダーは、17番グリッドからスタートしたが、16番手を走行中の13ラップ目に転倒リタイヤした。
「スタートからバイクは全く走らなかった。オープニングラップで23番手まで後退。引っ掛かったグループの前に出たけど、バランスを崩して転んでしまった。」
(記事・写真:motogp.com)
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