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IRTAテスト最終日、ロッシ「とても不安」
2006年3月13日 ShoppingOn編集部

MotoGPライダーにとって開幕前の最後のテストとなるIRTAテストが、スペインのヘレスサーキットで3月12日に最終日を迎えた。



予選タイヤどころではないマシンに問題を抱えたままのチームや、本来性能をライバルに見せたくないライダー等、それぞれの思惑や事情は様々だが、今回も予選タイヤによるタイムアタックを多くのチームが披露してくれた。

■予選タイヤを使用しなかったライダー

少なくとも現在入手可能な確認済み情報によれば、レギュラーライダーで予選タイヤを使用しなかったのは、リズラ・スズキのジョン・ホプキンス、フォルツナ・ホンダのマルコ・メランドリとトニー・エリアス、キャメル・ヤマハのバレンティーノ・ロッシとコーリン・エドワーズ、コニカ・ミノルタ・ホンダの玉田誠選手。

また、ケニー・ロバーツ・ジュニアも予選タイヤによるアタックを行った形跡はない。

特殊なケースは、予選タイヤを履いたらレースタイヤよりもタイムが落ちたTECH3ジェームス・エリソン。従って彼の最終日の自己ベスト記録はレースタイヤによるものだ。

尚、エリソンのチームメイトであるカルロス・チェカは上位5番手に位置する速さでの周回中、大クラッシュを喫して病院に運ばれている。検査の結果、幸い重大な怪我は負っておらず、後にインタビュー等にも本人がコメントしているので安心して欲しい。

■最後まで好調さを見せ付けたブリヂストン勢

IRTAテスト最終日はさながら開幕戦と思わせるほどの何千人もの観客が押し寄せた。MotoGPクラスは3日間を通して晴天に恵まれ、気温は24度、路面温度は初日よりも少し高めの38度というテスト日和となっている。

メーカー合同テストからプレシーズン全体を通して好調だったドゥカティー勢だが、その好調なテストシーズンの締めくくりに相応しい有終の美を飾った。ドゥカティー・ワークスのロリス・カピロッシはレースタイヤ(1分40秒296)、予選タイヤ(1分39秒411)の両方のトップタイムを記録しており、2日目ののコースレコードに続き、予選タイヤでも昨年のバレンティーノ・ロッシのベストラップを更新した。

上位ワン・ツーにはドゥカティーワークスのロリス・カピロッシとセテ・ジベルナウ(レースタイヤ:1分40秒744、予選タイヤ:1分39秒663)が位置し、3番手には2日目に予選タイヤでトップタイムをマークしたカワサキの中野真矢選手(1分39秒776)がつけており、開幕戦は5位以内に入るという自信の発言をしている。上位3名が履くのはブリヂストンタイヤだ。

昨年までは、予選と一部のサーキットでは強く、気象条件の影響を受けやすいという印象が拭い去れなかったブリヂストン勢だが、今回のプレシーズンではその得意分野を最大限に発揮するだけではなく、更に過去の弱点をも克服しつつある印象を持った方も多いと思う。ドゥカティーとカワサキのマシンの熟成も進み、今年は真っ向からミシュラン勢とトップ争いを行いそうな雰囲気だ。

■好調のルーキー、最後に「不安」を口にしたロッシ

注目すべきミシュラン勢はレプソル・ホンダのルーキー、ダニ・ペドロサ(1分40秒416)の4番手タイムだろう。予選タイヤの経験が不十分で注意深くマシンを操るペドロサだが、冬季からIRTAテストを通して無茶をしない堅実なテストぶりと、且つプレシーズン中に低迷気味だったホンダ勢の中での安定したポジションは、彼の今後の活躍を当然のように期待させるものになった。

5番手も好調のブリヂストン勢、カワサキのフランス人ルーキー、ランディー・ド・ピュニエ(1分40秒468)だ。彼はクリアラップが取れるセッション終了間際までタイムアタックを待ったようだ。250ccからの移籍組が好調なだけに、今回肩の治療でIRTAテストへの参加が不可能となったLCRホンダのケーシー・ストーナーの成長ぶりが見れなかった事は残念だが、ストーナーも10日後の開幕戦には元気な姿を見せてくれる予定だ。

また同じくMotoGPルーキー、SBKからの転向組のリズラ・スズキ、クリス・バーミューレン(1分40秒750)は、ドライで自身初となる10位以内、9番手タイムを予選タイヤで記録している。ブリヂストンタイヤにも慣れ、少なくとも昨年ホンダ・ポンスチームでスポット参戦した時の走りのレベルには到達したのかもしれないが、ここ最近のSBK出身ライダーはMotoGP移籍後に何年も苦しむという傾向があるだけに、彼が最初にジンクスを破るライダーとなる事を祈りたい。

ちなみに、昨年のcrash.netのインタビューで、バーミューレンはSBKジンクスの存在を「たまたま環境面で運の悪かった人たちの話」としてきっぱりと否定している。SBK時代はホンダの秘蔵っ子と噂されていた彼だが、多くの予想を裏切りスズキからのMotoGPデビューを果たす彼の活躍にも今シーズンは注目したい。

6番手にはペドロサのチームメイトで2006年最新マシンへの乗り換えに苦しむニッキー・ヘイデン(1分40秒570)がつき、その後にはキャメル・ヤマハチームのコーリン・エドワーズ(1分40秒721)が7番手に続いた。冬季からカタルーニャでのIRTAテストまでは敵無しと思われたキャメル・ヤマハチームの2名だったが、ヘレスでは3日間を通して相性の良いレースタイヤを見つける事がとうとう出来ず、チャタリングの問題を解決する事はできなかったようだ。エドワーズのチームメイトのバレンティーノ・ロッシ(1分40秒907)は最終日、10番手タイムに終わり、「不安」という言葉を口にしている。



■不気味な存在、マルコ・メランドリとジョン・ホプキンス

開幕後が不気味な存在は、フォルツナ・ホンダのマルコ・メランドリとリズラ・スズキのジョン・ホプキンスの2名だ。

最終日12番手のマルコ・メランドリ(1分41秒208)は、ヘレスに入った途端に発言を控え、本気のタイムアタックをする様子もなく黙々と多くのセッティングを試し、「自信はある」としかコメントしなくなった。メランドリは最終日も予選タイヤに履き替えていない。ちなみに彼のチームメイトのトニー・エリアス(1分40秒732)も、最終日はレースタイヤで8番手タイムを記録し、冬季テスト中の不調を地元スペインで一気に解消した様子だ。

カタルーニャからマシンの調子を絶賛し、タイムもIRTAテストを通して好調なスズキのジョン・ホプキンス(1分41秒305)は、最終日はレース用のセッティングに優先した為、予選タイヤでアタックする時間が取れなかった。最終日の順位はマルコ・メランドリに続く13番手

父の元でバイクレースに参加する本来の面白さを思い出した様子のケニー・ロバーツ・ジュニア(1分41秒673)は、最終日もKR211Vのデータを取る為に走り込み15番手。大量のデータをチーム本拠地のイギリスに持ち帰り、開幕用のシャシーに反映する予定だ。

コニカ・ミノルタの玉田誠選手(1分41秒380)はずっとチャタリングの問題を解決できていない。昨年のヘレスでのコンディションよりは良い仕上がりとするものの、最終日はスイングアームとサスペンションのレース用セッティングに集中し、問題の解決に取り組んでいる。昨年の「テスト中だけ速いチーム」という汚名を払拭したいコニカ・ミノルタだが、今年の開幕レースにはどれだけの速さを見せてくれるだろうか。最終日の玉田選手は、ケニー・ロバーツより一つ手前の14番手だった。

TECH3のジェームス・エリソン(1分42秒686)のお陰で、レギュラーライダーの中では辛うじて最後尾を免れたダンティーン・ドカティーの2名、ホセ・ルイス・カルドソ(1分41秒761)とアレックス・ホフマン(1分42秒034)は16番手と17番手。最後尾のエリソンはチェカのライディングをコピーしすぎた為に自分のスタイルを見失い、自分に合った乗り方に直してタイムを初日から2秒アップしたものの、既に手遅れだったようだ。

エリソンのチームメイト、ダンロップのエースとなったカルロス・チェカ(1分41秒134)はクラッシュの後に残念ながらテストを再開できず、11番手に終っている。

以下に、IRTAテスト終了後の、開幕を前にした各チームのコメントを紹介したい。

■マルボロ・ドゥカティー

ロリス・カピロッシ

調子の良い3日間でした。シーズン開幕までの準備が整い嬉しいですね。全てのセッティングがデスモセディチに上手く反映されましたし、このコースでは完璧な状態になったと言っても過言ではありません。



GP6のセッティングは難しいのですが、一度決まれば最高のバイクですよ。過去数日にした調整が重要でした。多分どのコースでも使えるセッティングになったと思います。開幕を前に良いスタートが切れました。

今日は昨日より少し速くなりました。レースタイヤで40秒2が出せたのは凄すぎますね。ペースも上がりましたし本当に満足できます。ライディングも楽しめたし予選タイヤでも速かったですね。

もっと改善できる場所もあるので、地道な作業を続ける必要はあります。でも今は最高の冬季シーズンの終わりを喜びたいです!ブリヂストンとドゥカティー・チームの皆に心から御礼が言いたいです。うちの皆は本当に強いね。

セテ・ジベルナウ

バイクやタイヤの色々なテストに明け暮れた長くて厳しい日々でした。一般的な言い方をすれば、良いセッティングを見つけるのに時間がかかりすぎ、何点かまだ疑問点は残るものの『良い結果に終った』と言えるでしょう。



プリヂストンは競争力が高くて反応の良いタイヤを用意してくれましたね。彼らが優れた素材を持ち込んでくれたお陰でレースタイヤでもペースを上げる事ができましたし、予選タイヤでも非常に速く走れました。

皆で共同して本当に良い仕事ができたと思いますね。全員に感謝しています。今はもう開幕が待ちきれません!

プロジェクトマネージャー、リビオ・スッポ

この3日間には本当に満足できます。我々の強さを証明してくれたロリスとセテには改めて感謝を申し上げたい。もうレースの準備は万全です。今後の事を考えれば決して油断はできませんが、自信が持てる事は確かです。

ドゥカティー・ワークスのエンジニアは、コースの現場でもファクトリーに戻っても優れた仕事をしてくれました。また、ブリヂストンのエンジニアの皆さんは飛躍的な改善を冬季中に見せてくれました。

しかしながら、チャンピオンシップのレベルは非常に高く、今後も気を緩める事はできません。全ての技術パートナー、特にシェル・アドバンス(シェル石油のバイク用オイルブランド)に深く感謝を申し上げます。

■カワサキ・レーシング

中野真矢選手

昨日はもう一段階前進する必要性を感じたので、今日はサスペンションやフューエル・インジェクション、それとタイヤの最終的な微調整を行いました。結果は良好でしたがまわりのチームも進化しているので、今度は開幕レースのフリー・プラクティスと予選を通してさらに前進したいと思います。



テストでは調子が悪かったチームも、シーズンが始まれば突然速くなる事を知っていますので、今回の好成績を喜んでいる暇はありません。ここ何ヶ月は好調なテスト結果でしたので、最初のレースへの期待は過去になかった程大きいです。

昨年のここでのレースは5位でしたが、2006年型Ninja ZX-RRのパッケージなら更に上を目指せる自信があります。

ランディー・ド・ピュニエ

今日は凄く難しい日でした。午前中は複数のサスペンションを試しながらバイクを調整したのですが、55周を走っても良い感触が得られないので午後には以前に調子の良かったセッティングに戻しています。

レースタイヤでのラップタイムもさらに良くなり、ペースも安定して走れるようになりました。今日の最後は2本の予選タイヤを試し、昨日のタイムをさらに更新しました。

5番手タイムで終れて嬉しいですね。でもシーズン中にやるべき事はまだたくさんあります。サーキットをMotoGPマシンで学び直したり、また、レースの運び方も学ぶ必要があります。

チームは最高の仕事をしてくれましたし、テスト期間を通して自分がNinja ZX-RRに慣れるのを助けてくれました。今はMotoGP開幕戦のヘレスに戻ってくるのが楽しみですし、良い結果でチームに恩返しができればと思います。

チーム監督、ハラルド・エックル

これでもう『準備万端(READY TO GO)』と言っても問題ないでしょう。チームもライダーも2006年シーズンに向けて最高の状態ですよ。宿題は全部済ませたし、冬季中の結果は全て良かった。もうレースを迎えるだけです。

開幕戦でヘレスに戻ってくるのが楽しみですよ。その時もチームが最高なのは間違いありません。

■レプソル・ホンダ

ダニ・ペドロサ

昨日のラップタイムが既に良かったので、今日はサーキットの一部の特性に焦点をあてたサスペンションのセッティングを基本的に行いました。スタート用のテストは2回しか出来ていません。もっと多く練習したかったですね。



安定して着実に前進できましたから、プレシーズンはバランス良く消化できたと思います。今日一番良かったのは多くの周回を重ねられた事です。最初のレース前にバイクの調子を知るには走り込むのが一番ですから。

どの点を取ってもこのバイクは250ccほど簡単ではありませんよ。

ニッキー・ヘイデン

さて、テストも終ったしこれからが本当の試験ですね。次はレースです。



全て上手くいったし完璧と言いたいところですが、昨日も言った通りバイクはいくつか問題を抱えたままです。今日は若干の改善もあり、終盤にソフトタイヤを使って確認した時には間違いなく好タイムに結びつきました。でもこれはレースではありませんし、ペースを維持できない事もわかっています。

でも今は凄く開幕が楽しみです。本当の戦いは全員がグリッドに並んだ時ですからね。

■キャメル・ヤマハ

コーリン・エドワーズ

今日で問題は全部解決できたって言えたらどんなに嬉しい事か。残念ながらそんな事にはならなかったし今日も少しドタバタしました。

ちょっと煮詰まってる状態です。セッティングの変更が多く、とてもレースシミュレーションやタイヤの耐久性の検証に集中できていません。問題の解決に向けて細かな微調整をずっと繰り返していました。

本音を言うと、今の自分たちのペースはそんなに悪くありませんが、レースに勝てるレベルではありません。問題さえなければマシンはバルセロナの時のように凄かった筈なので欲求不満ですよ。

この3日間でヤマハとミシュランは十分なデータを取れた筈ですので、きっと次回は 問題を解決した状態で戻ってくると思います。とにかく、テストはこれで終わり!家に帰って10日後のレースには戦えるパーツが供給される事を祈ってます。

バレンティーノ・ロッシ

今日はレース当日みたいに凄い人でしたね。もちろんスペインのファンがたくさん来てくれるのは嬉しいですよ。でも今日はホスピタリティーからチームトラックに戻るだけでも大変な混雑でした。



最終日には大きな進展がある筈だと昨日は発言しましたが、正直言ってそれはありませんでした。今はとても不安です。振動は消えませんし、どうやって解決して良いか今はわかりません。

ヤマハとミシュランは今日も良い仕事をしてくれています。たくさんの色んなタイヤを試しましたが、まだ遅いですね。今日でプレシーズンテストの全ては終わりですが、テスト期間中を通してずっと僕らは速かったし、バイクの調子も良かったです。今回だけ全く状況は異なりましたが。

現時点ではレースで何が起きるかわかりません。その時になってみなければね。

ジェレミーが日本人エンジニアと協力して、ミシュランのエンジニアを交えて全てのデータを解析し、問題の原因追及と解決策を見つける事を願っています。

チーム監督、ダビデ・ブリビオ

このテストを終えて言える事は、レースがどうなるか分からないという事です。ただ、レース前にここでテストができた事は貴重でした。ライダーたちが言っているように、多くの事を試して大量のデータを集めました。エンジニアたちが何か解決策を見つけるのに時間はまだ10日間あります。

冬季テストはこれで終わりですが、私たちのバイクは別のサーキットでは非常に優れた性能を発揮してきました。どうしてここだけで問題が生じるのか原因を把握する必要があります。優れたパッケージですので、必ず方法は見つかり問題は解決に向かうと信じています。

■リズラ・スズキMotoGP

クリス・バーミューレン

ブロック壁に少し足を当ててしまった感触がありましたが、それでも今日のテストは楽しめました。

レースタイヤで1分41秒台の前半を保ち、安定して周回する事ができましたが、飛躍的にタイムを縮めるには至りませんでした。チームの皆は「ここはお前の初めてのサーキットなんだから上出来だぞ。もっと喜べ。」って言ってくれますけどね。

バイクの調子には満足していますし、この3日間で自分自身も進歩したと思います。また、レースでここに戻ってくる時にはもっと進歩できると信じられるようになりました。今はリズラ・スズキのGPライダーとして最初のレースが待ちきれません。


ジョン・ホプキンス

ヘレスの3日間はきつかったけど努力しましたよ。セパンやカタール、それにカタルーニャよりも、このバイクはヘレスにあっていません。200周回以上走っている間、コースではバイクと格闘していた感じでちょっと疲れましたね。でも2週間後のレースで調整する方向性が掴めたので、大きな意味はあったと思います。



チームの皆と自分は新型バイクの高い性能を知っているので本当に明るいですよ。一刻も早くここに戻ってレースがしたいです。

■フォルツナ・ホンダ

トニー・エリアス

予定していたテストスケジュールを今日全て終えました。チームも良い仕事をしてくれたので結果は上々です。

着実に進歩していますね。ラップタイムも上がってきていますし、バイクの感触が良くなった事が一番重要です。ミシュランには感謝しています。

ここヘレスでたくさんのファンの前でレースをするのが待ちきれません。レースウィーク独特な雰囲気がすごくいいんです。

マルコ・メランドリ

ミシュランと一緒に行った作業にはとても満足しています。タイヤの性能は非常にいいですね。今日の昼頃ベストラップの1分41秒208を12周目に出しました。

もっとタイムを上げる必要はありますが、自信はありますよ。

■TECH3・ヤマハ

カルロス・チェカ

私たちは今でも進歩を続けています。ただ、タイヤの耐久性については、目標はまだ遥か彼方です。レースの距離を走ってみてどうなるか、現実を知るのは辛いですね。

ここではカタールやカタルーニャよりも多くの問題に直面しました。もちろん残念ですが、今はしっかり落ち着いて、まだ始まったばかりである事をよく思い出すべきでしょう。バイク自体の調子は良いのですが、まだ全体に手を加える点は多くあります。

レースまでの短い期間をリラックスして過ごし、その後レース開始です!

ジェームス・エリソン

ゆっくりと地道な進歩でした。新しいサーキットに来るたびですが、僕は人よりバイクに馴染むのに時間がかかってます。それに適正な早さで進歩していません。でも、最後には到達できていたと思います。

最初の二日間はカルロスの後ろを走り色々学ぼうとしました。カルロスのライディングスタイルをコピーしてみましたが・・・正直言って僕には合っていないようです。

今朝は自分の乗り方に戻してみたら、すぐに自己ベストから2番目のタイムが出たんです。もうバイクはそんなに暴れませんし、より気分良く乗れるようになりました。レースタイヤではペースも悪くなく、バイクの感触はもう大丈夫です。

でも予選タイヤに履き替えたら、速くなるどころか3秒タイムが落ちてしまいました。予選タイヤでの経験を今回あまりしていないので、少し慣れるのに時間がかかりましたが、今はそんなに心配していません。

自分の乗り方に戻したらチャタリングの問題も解決したようです。ですので今心配なのはタイヤの耐久性くらいですね。レースは楽しみですよ。このコースは好きです。慣れるのに時間はかかりましたが・・・だって何もかも目まぐるしく速いんですから!

ヤマハで最初のレースになりますね。僕は飲み込みは遅いけど、10位以内には入りたいです。最低でも15位。まだ自分の能力を最大限に出せていないと思いますが、このシーズンを通して成長できると思います。

TECH3チームオーナー、エルベ・ポンシャラル

カルロスが予選タイヤでのアタック終盤に転倒したのは残念でした。凄い速さだったし、明らかに上位5番手に入ると思った途端に転んでしまいました。でもタイムより重要なのはカルロスの診断結果に問題が無かった事です。

4種類のサーキットでテストをしてきましたが、このサーキットで一番多く問題が発生しました。ただ、走り込みを多く行ってみてペースもそれほど悪くありませんから、それほど心配はありません。

ジェームスは毎日進歩が見られましたね。44秒から42秒まで着実にタイムを縮めましたし、今はバイクの感触も良くなり自信を持ったようです。彼が真剣にプッシュできるようになるにはもう少し走り込みが必要だと思います。

冬季から厳しい作業を続けてきた皆に、そして特に、チームに多くの事をもたらしてくれたカルロスに感謝の言葉を送ります。カルロスは素晴らしい仕事をして、飛躍的にチームを前進させてくれました。ヤマハ・ダンロップ・プロジェクトの救世主です。

■コニカ・ミノルタ・ホンダ

玉田誠選手

この3日間のテストは、レース用のセッティングを決めるのに役立ちました。昨日起こったチャタリングの問題が解決していないのでまだ完全に満足は出来ませんが、タイムも少しは改善できましたし、1分41秒台のペースで安定して走れました。

レースに勝つためには、スペインGPの2日間のテストで0.5秒ほどタイムを縮める必要がありますね。

技術監督、ジュリオ・ベルナルデッレ

今日も、サスペンションのセッティングをいろいろと変えてテストをしたり、スイングアームの調整にも特に力を入れました。マコトを悩ませているブレーキングの最後で起きるチャタリングの問題の解決にも取り組みました。

レースタイヤの選択については、リアタイヤはまだ調整が必要ですがが、フロントはほぼ決まりです。今回はレース用のセッティングを決めるのに時間を使ったので、予選用のセッティングはテストしていません。

開幕戦までにまだやるべき多くの作業が残っていますので、決勝前の2日間のフリープラクティスの時間を使って仕上げるつもりです。

■チーム・ロバーツ

チーム・マネージャー、チャック・アクスランド

ここまで学んだ事を試すため、昨日と殆ど同じセッティングで走りました。今日の終盤までに多くのデータを収集しています。

シャシーは好調ですが、改善を加える前にまず分析です。

(写真提供:レプソルYPF、カワサキレーシング、ヤマハレーシング、ドゥカティーコルセ、チームスズキMotoGP)


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