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ケーシー・ストーナー、手術を受け開幕までリハビリ
2006年2月23日 ShoppingOn編集部

先週のセパンでのテスト初日、右肩の靭帯に不調を訴えて急遽オーストラリアに戻って精密検査を受けたケーシー・ストーナーだが、あの後すぐに手術を受け、現地時間の昨日退院した。

処置は内視鏡手術により行われ、幸い大きな傷にはなっていないようだ。回復までには今後4週間を必要とし、3月26日ヘレスでの開幕戦には間に合うように、今後のリハビリが計画されている。

LCRからの公式リリースとして、ケーシー・ストーナーのコメントが発表されたので以下に紹介する。

「特に大きな問題もなく、今回の治療は良いニュースです。ヘレスでの開幕戦にはLCRホンダから予定通り走れると思います。」とストーナーは言う。

「今後のテストには参加できませんから、100%完全な状態で開幕戦に望む事は難しいでしょうね。それでもレースは楽しみです。」

「靭帯がロープの切れ端のようにほつれていて、骨にひっかかっていたようです。先生は綺麗に端を揃えてくれたので、すぐにリハビリを始めて問題ないそうです。検査直後は回復に最悪2〜3ヶ月はかかると言われていましたが、幸い内視鏡で先生が確認したところ靭帯の接合は必要なく、大手術にならずに済みました。」

手術は火曜日の朝に専門医によって行われた。

「しばらくは完治を目指して治療に集中します。最初のレースはあまり無理は出来ないでしょうね。シーズンは長いですし、今後の長いキャリアを考えれば今年はまだ学習の年です。肩の調子は以前から良くありませんでしたが、セパンとフィリップの両方のテストは良い感触がつかめていました。」

「過去にも肩から転倒した場合などには少し痛かったのですが、先週のマレーシアではバイクに乗っているだけでも激痛が走り、もう治療の時だと観念しました。」

言葉の節々に大物ぶりが見て取れるストーナーだが、ヘレスでの無事な復帰を祈りたい。

 
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