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2005年12月29日 ShoppingOn編集部
話題の絶える事がないバレンティーノ・ロッシだが、本サイトのバイク・ニュースページの右上にも広告を掲載している彼の自叙伝「What if I had never tried it. （もし僕がこの道に進んでいなかったら）」が、昨日やっと編集部に届いた。
廉価なペーパーバック版も2006年の6月15日（amazon.co.jpにて1,915円。予約可）に発売されるが、お勧めしたいのは、彼の幼少期から最近までの活躍がカラー写真34枚で綴られたこのハードカバー版である。(amazon.co.jp 3,515円）
本のブックカバー袖にある紹介文を、ここでは掲載したい。
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自然が彼にその才能を与え、彼はそれに従った。
彼が子供の時、彼はただ速いライダーになりたいと思った。世界GPのチャンピオンになりたいと夢見た。
しかし彼は、その夢よりも遥かに多くの偉業を成し遂げる事になる。数々の世界タイトルを独占し、これまでに十数個の世界記録を打ち破ってしまった。彼は自分の限界を次々と高め、スポーツ界を未知の世界へと導き、彼の行動すべてが新しいブームを巻き起こすまでに至った。
彼は今や、モーターサイクルレースにおけるサーキットのキングだ。MotoGP界の君主であり、ルールそのものと言える。彼は無限に、そして冷酷に勝ち続ける。
2002年、彼は若干23歳という年齢でありながら、125cc,250cc,500ccおよびMotoGPの全カテゴリーにおいて世界制覇を達成するという、前人未到の偉業を成し遂げた。
アプリリア、ヤマハ、ホンダという３メーカーに跨り、国際レースを勝ち続けた。
彼はモーターサイクル界の伝統に縛られる事なく、自身のレースを通してこの業界に革命を引き起こした。今やバイクレース界の象徴であり、世界中のどのサーキットでもサポーターに追い掛け回されている。まるでロックスターのように。
若い女性やモーターサイクルファンにとってのみではなく、老若男女を問わない全ての世代から、彼はアイドル視されるようになった。サーキットでは10万人以上の熱狂的ファンが彼を取り囲み、テレビでは世界中の100万人以上のファンが彼を見つめる。
2005年5月、彼はイタリアのウルビーノ大学社会学部から、名誉学位を授与された。これは彼の並外れた技量が、モータースポーツの限界を押し広げた事に対する敬意を表してのものだった。
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ホンダからヤマハへの移籍に纏わる話やＦ１試乗に関する話題など、日本語版の出版予定は聞かないが、大変に読みやすいきれいな英語と、初めて見る写真の数々は、ファンならずとも買ってみて損はない１冊だ。
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