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2007年8月24日
ホンダLCRチームが、現カワサキのライダーである26歳のフランス人ライダー、ランディ・ド・ピュニエと、2008年から2009年までの2年間の契約を結んだ事を、本日8月24日に公式発表した。
■ド・ピュニエはホンダLCRと2年契約
ジョン・ホプキンスのカワサキ移籍が決定した当初から、カワサキのランディ・ド・ピュニエは自ら率先してホンダLCRとの接触を開始していた事はヨーロッパの噂として以前から報じられていたが、ホンダLCRのチームオーナーであるルーチョ・チェッキネロとランディ・ド・ピュニエは、2008年からの2年間の契約に、本日24日にサインしている。
(★最新の図はこちらの記事を参照)
■4年ぶりのLCRへの復帰
ランディ・ド・ピュニエは2003年と2004年の2年間、250ccクラスでアプリリア公式ライダーとしてLCRから参戦した実績を持っており、今回の契約締結により、来期から4年ぶりのLCRへのチーム復帰を果たす事になった。
■チェッキネロ「またランディと一緒に戦えて嬉しい」
4年ぶりにランディ・ド・ピュニエをチームに再び迎え入れる事になったLCRのチーム監督であるルーチョ・チェッキネロは、この発表に際し以下の喜びのコメントを残している。
「またランディーと緒に戦える事を大変に嬉しく思います。」とチェッキネロ。
「以前に彼と一緒に戦った時にチームは非常に高い結果を何回か残す事ができています。また、ホンダや他のテクニカル・パートナー、およびスポンサーの方々の支援により、ランディーは来期の2008年に世界最高峰である最も激しい戦いの選手権においても、またその並外れた実力を示してくれる事でしょう。」
■第1希望とされていたドヴィツィオーゾは来期にJiR?
また、イギリスのロードレース誌であるMCN(www.motorcyclenews.com)が昨日の8月23日に報じたところによると、ルーチョ・チェッキネロの来期に向けての第1希望としていたライダーは、現在250ccクラスを戦う現チーム・スコット所属のアンドレア・ドヴィツィオーゾだったが、ドヴィツィオーゾは現在JiR(現コニカミノルタ・ホンダ)と交渉中である事を、チェッキネロはMCNの同記事の中で明かしている。
この時にMCNの報じた内容によれば、現在ドヴィツィオーゾの所属するチーム・スコットはJiRと合流して2008年はMotoGPクラスにステップアップする計画を進めており、チェッキネロはこの動きを観察した上で、ミサノまでに来期のライダーとしてドヴィツィオーゾかド・ピュニエのどちらかを選択する事をコメントしていた。
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