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2007年8月24日
チェコGPで転倒し、大怪我を負った250クラスのライダーである関口太郎選手は8月23日、入院中の病院のICU(集中治療室)から一般の病室に移っている(以前の情報はこちらの記事を参照)。
■関口選手がICUから一般病棟に
MotoGPのチェコ・グランプリ決勝当日の8月19日、250ccクラスの午前中のウォームアップ・セッションにおいて高速走行中に他のライダーの転倒したマシンに衝突してアスファルトに投げ出され、肋骨と骨盤などを骨折、ならびに肺にダメージを受け、チェコのブルノ大学病院にヘリコプターで緊急搬送されたカンペテーラ・レーシング・チームの関口太郎選手は、その後の病院での集中治療により怪我は回復の方向に向かっており、昨日の8月23日にはICUを出て、一般の病棟に移った事を、チームはその日に発表している。
■事故直後の記憶はなし
関口選手に意識は戻っているが、砂煙が巻き起こっている中を激しくブレーキングしていた事までは記憶しているが、それ以降の事は一切覚えていないという。
■股関節の骨折も判明、引き続き入院
チームの発表内容によれば、ここまでの集中治療の結果、関口選手は左胸部に強度の打撲、および肋骨4本と骨盤ならびに左の股関節を骨折している事が判明しており、肺に注入されている管が取れるまでは、引き続きブルノ大学病院での入院と治療をしばらくは続ける模様だ。
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