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2007年7月25日
来期のチーム体制について、今シーズンの序盤から最も注目を集めていたヤマハ・ワークスだが、ついに2008年度に向けてホルヘ・ロレンソとの契約締結を公式に発表した。
■ロレンソは2008年にヤマハからMotoGP最高峰クラスデビュー
ヤマハ発動機株式会社は、昨年度のMotoGP250ccクラスのチャンピオンであり、今年もフォルツナ・アプリリア・チームに所属して今シーズンのここまでの10戦中6勝をあげるという圧倒的な強さで250ccクラスの年間ランキングをリードしている20歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・ロレンソを、来期のヤマハ・ワークスのフル・サポート・ライダーとして迎える事を7月25日に正式に発表した。
また、ロレンソとヤマハの契約期間は2年間であり、来年から2009年まで、ロレンソはヤマハ・ワークスのライダーとしてMotoGP最高峰クラスに出場する事が決定している。
(★より最新の図はこちらの記事を参照)
■リン・ジャービス「ロレンソは将来有望なライダー」
本日のロレンソのヤマハ・ワークス移籍に関する公式発表において、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービスは以下のコメントを発表した。
「しばらくの間、ヤマハはホルヘのレース活動を興味深く見てきましたが、彼が来期の私たちのMotoGP体制に加わる事を大変に嬉しく思っています。私たちは、彼が将来に向けて非常に有望なライダーである事を確信していますし、彼がヤマハと共にMotoGPでの活動を開始する事が今から楽しみでなりません。」とリン・ジャービス氏。
■いまだに不透明なロッシとの関係
現在のフィアット・ヤマハのレギュラー・ライダーであるバレンティーノ・ロッシは、2007年にヤマハと2年の契約を交わしているため、2008年度のフィアット・ヤマハ・チームのライダー体制はロッシとロレンソの2名になる事がここまでに噂されていたが、今回の発表ではヤマハ側はロレンソをロッシのチームメイトにするかどうかについては一切言及していない。
今回の発表において、ヤマハは来期全体の体制については「ヤマハの来期のチームとライダー体制については、現時点においては検討を重ねている段階。ロレンソを含むその他の詳細な来期体制は近いうちに公表する」とコメントするに留めており、2008年度に関する発表には慎重な姿勢を崩していないようだ。
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