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第3戦トルコ250ccクラス決勝、戻ってきたホンダ
インテリマーク編集部
2007年4月22日 【4月23日午前掲載】
写真第3戦トルコGP最終日
250ccクラス
のレース内容
・全ライダー走行結果表は、以下の各リンク先をご覧下さい。


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2007年全レース日程と結果
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現地情報(天候、アクシデント、他概要)
■250ccクラスのレース内容
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250cc午後決勝レース
昨年は多くの日本勢が活躍したトルコ・グランプリだが、今年の日本人ライダーの完走者は、ジャンプスタート(フライング)のペナルティーを受けたレプソル・ホンダの青山周平選手の1人のみだ。

■ホールショットはドヴィツィオーゾ

シグナルが消えた直後、ポールポジションからスタートしたスコット・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾはホールショットを奪うと、そのままレース序盤のリードを開始した。
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先頭のドヴィツィオーゾに続いたのは、エミー・カフェラテのトーマス・ルティー、マステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタとアレックス・デ・アンジェリス、フォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソとKTMの青山博一選手。

■好位置につけた青山博一選手に他のライダーが追突
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バウティスタが2位につけ、ロレンソが3位に浮上しようとデ・アンジェリスと前を争う中、オープニングラップの7コーナーでブルセンス・アプリリアのアレイックス・エスパロガロに側面から追突されたKTMの青山博一選手が開幕戦のカタールに引き続き転倒。博一選手はマシンを起こしてレースには再び加わったが、最終的に走行を断念しピットイン。昨シーズンは優勝したトルコGPを今期はリタイアで終える事となった。

■不運の連鎖、日本勢は1人がペナルティー、3人が序盤にリタイア

幸い本人は無傷に終わった博一選手のリタイアだが、この後は連鎖的に日本勢の不運が続く。スコットチームの高橋裕紀選手もレース開始後すぐに他のライダーに追突されてリタイア。博一選手の弟でありレプソル・ホンダの青山周平選手が運営よりジャンプスタートを指摘されてピットスルーのペナルティー。レースウイークを通してマシンの不調に苦しんでいたカンペテーラの関口太郎選手は、3周目に転倒して今回の日本勢3人目のリタイアとなっている。関口選手に怪我はない。

■バウティスタがトップに立ち、ルティーはミスをして脱落
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トップ争いは、4周目の最終シケインでバウティスタがドヴィツィオーゾを交わして先頭に立ち、8ラップ目にはデ・アンジェリスを交わしたロレンソが3番手に順位を上げて2番手を行くドヴィツィオーゾの1.5秒後方に迫った。5位を走行していたトーマス・ルティーはミスによりコーナーで大回りを喫して5ラップ目にトップ争いから脱落している。

同じ頃、ルティーの後方で6番手をKTMのミカ・カリオやレプソル・ホンダのフリアン・シモンと争っていたジレラのマルコ・シモンチェリは左コーナーで単独転倒を喫し14番手に後退した。
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■先頭集団はロレンソ、バウティスタ、ドヴィツィオーゾの3台

ここで3位を走行していたロレンソはファーステストを連発し、12周目に激しく順位を奪い合っていたトップ2台との差を縮めた。13周目にはロレンソも先頭集団に加わり、12コーナーのハードブレーキングで半ば強引にドヴィツィオーゾとバウティスタから前を奪ってトップに立っている。トップのロレンソと接触したドヴィツィオーゾは2番手となり、バウティスタは3番手に。
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16周目にバウティスタは痛恨のブレーキングミスをして大回りを喫し、トップ争いはロレンソとドヴィツィオーゾの2名に絞られたかに見えたが、18周目にバウティスタは再び先頭の2台に追いつくと、一度はトップを奪い返したドヴィツィオーゾがロレンソに交わされたタイミングを利用して2番手に再浮上した。順位は先頭がロレンソ、2番手がバウティスタ、3番手がドヴィツィオーゾに。

■最終ラップの最終シケインに持ち込まれた優勝争い

20周目の最終ラップ、ドヴィツィオーゾはバウティスタを交わすとロレンソの追撃を開始し、12コーナーの深いブレーキングでロレンソの前に割って入った。

■ドヴィツィオーゾが今期初の勝利を獲得
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そのまま最終シケインの中で接触しながら並びかけるロレンソを抑え、スコット・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは今期初の勝利をトルコ・グランプリで手にした。今年もトルコでの勝利を逃したフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソは2位、マステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタは3位表彰台を獲得した。
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ジャンプスタートのペナルティーを受けてからレースに復帰し、今回の日本勢の中では唯一となる完走を果たしたレプソル・ホンダの青山周平選手は、完走者の中では最後尾から数えて2つ目のポジションとなる16番手でレースを終え、ポイント獲得を逃している(その他のライダーのタイムや順位は結果表を参照の事)。


決勝時気温は24度、路面温度は39度、湿度は13%。路面状況はドライ。
・イスタンブールのサーキットレコード(250cc)は2005年にD.ペドロサが記録した1分57秒595。
・イスタンブールのベストラップレコード(250cc)は2005年にデ・アンジェリスが記録した1分56秒930。



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