|
2007年3月3日
フィリップ・アイランドのSBK第2ラウンドの初日となった3月2日の第1予選で負傷し、現在はメルボルンの病院で治療を受けているアルスター・スズキの加賀山就臣選手の怪我の状況が判明した。
■骨折は免れたが、片肺の一部に少しダメージ
昨日は左の鎖骨と肋骨3本ほどの骨折、ならびに脾臓に何らかのダメージを受けている事が疑われていた加賀山選手だが、昨晩から続いた精密検査の結果、当初心配された鎖骨や肋骨に骨折はなく、脾臓にも問題は見つかっていないが、片肺の一部に損傷が見受けられたようだ。
■翌日のレースは欠場
担当医師は、大事をとって明日の決勝レースへの出場は許可しておらず、FIMとレース審議会もこれを了承した事から、加賀山選手のSBK第2ラウンドへの出場キャンセルは既に確定している。
なお、本日の3月3日にはスーパーポールによる明日の決勝グリッド争いが他のライダーにより行われたが、加賀山選手の初日のタイムはすでにスーパーポール出場圏内にあり、日曜日のレースに出場した場合には16番グリッドからのスタートとなる予定だった。
|
|