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2008年9月13日
前回のベルギーGPにおいて、キミ・ライコネンとのトップ争いの最中に最終シケインをショートカット、その直後の1コーナーでライコネンを再び交わした事などが審議の対象となり、レース終了から数時間後に優勝を取り消される形となったマクラーレンのルイス・ハミルトンは、その1週間後となった今回のイタリアGP初日はフリー・プラクティスの総合4番手につけている(初日の概況と総合順位一覧はこちらの記事を参照)。
なお、マクラーレン・チームはベルギーGPでのハミルトンに対する25秒加算のペナルティーを不服としてFIA国際控訴法廷に提訴しており、その控訴審の日程は9月22日に決定している。
■初日のハミルトンは燃料を大量に搭載
イタリアGP初日のルイス・ハミルトンは、豪雨となった午前中はインストレーションラップの1周回のみを行い、雨がやみ路面が乾き始めた午後に入ってから初めて本格的な走行を開始、初日の総合4番手タイムとなる1分23秒983を記録した。午後には25周回を行ったハミルトンは、レース用のセッティング調整を目的に燃料を大量に積んだ車で走行しており、その中でいくつかの進展が得られたとしている。
「今日はセッションが終了するまでにドライ路面で走る事ができたので満足です」とハミルトン。
「普段のモンツァなら明るい陽射しが期待できるのに、今朝の天気はひどかったですね。条件は誰にとっても同じですが、雨の影響で自分たちも計画通りに作業メニューを消化する事ができませんでしたから、明日の午前中もまだ少し作業が必要です」
「いずれにしても、今日の自分たちの進展内容には満足できています」
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