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2008年8月23日
地元スペインのバレンシア市街地コースにて今週末に行われているヨーロッパ・グランプリの初日、INGルノーF1チームのフェルナンド・アロンソは、フェラーリのキミ・ライコネンに次ぐ初日のフリー・プラクティス総合２番手タイムを記録した（初日の総合結果表はこちらの記事を参照）。
■アロンソ「最終区間に迫力があり自分の好み」
スペインの港町に今年の2008年シーズンから初めて準備される事になったバレンシア市街地サーキットにおいて8月22日に初の走行を行ったルノーのフェルナンド・アロンソは、この日は未知のサーキットのデータ収集に集中しており、タイヤのゴムが全く付着していない低いグリップレベルの路面での精力的な走り込みを行っている。
「今日は走行距離を最大限に伸ばす事、ならびに多くのシミュレーションを実施する事を目的に、作業メニューを連続的に消化し続けました」とアロンソ。
「ここは非常に面白く、また同時にとても挑戦しがいのあるサーキットです。最終区間は間違いなく自分の好みにすごく合っていますね。コックピットから見ていても、とても迫力がありますよ」
「初日の結果はかなり励みになるものでしたが、明日の予選でいいポジションを得る事と、レースに向けて走りのレベルを高めておくためには、まだ今後も必死に作業を続ける必要があります」
■ルノースタッフのコメント
ルノーのエンジニアリング責任者を務めるパット・シモンズは、「新しいサーキットを学びながら車を調整していくのが非常に面白かった。今日は車両とタイヤに関する作業メニューを全て終えたが、予想通り最初のグリップレベルは非常に低く、今日の２セッションを通して路面の状態は改善されていった」とこの日の状況を説明。
ルノーのエンジン・トラック・オペレーション責任者を務めるデニス・シュヴリエは、この日の作業内容について「今日は走行時間を最大限に活用する事を最優先としたが、明日の予選に向けて車の調整を進める上で必要な情報を可能な限り収集する事はできたと思う。エンジンに関してはギア比の調整に集中した」とコメントしている。
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