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２００８年６月９日
2008年シーズンF1カナダ・グランプリの予選が、アスファルトの劣化が激しいモントリオールのサーキット・ジル・ヴィルヌーヴにて6月7日に行われた。ここでは、この日の午前に行われたフリー・プラクティス(P3)の結果と２日間のフリー・プラクティス(P1/P2/P3)の総合順位、ならびに全予選セッション(Q1/Q2/Q3)の結果とカナダ・グランプリ最終グリッド順を紹介する。
■F12008年シーズンカナダGPフリー・プラクティスの結果
まず最初に、6月7日午前に行われたフリー・プラクティス(P3)の結果とセッション中の目立ったアクシデント、ならびに初日から２日間を通しての３回のフリー・プラクティス(P1/P2/P3)の総合順位を続けて掲載する（初日のみの結果や内容はこちらの記事を参照の事）。
■フリー・プラクティスP3の結果
予選セッション直前となる6月7日の午前中に行われたフリー・プラクティス(P3)の結果は以下に示す通り。P3セッション中の気象条件は、気温が24度から27度、路面温度が29度から34度。路面コンディションは晴天のドライ。
1) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分16秒555(16周)
2) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分16秒589(22周)
3) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分16秒725(17周)
4) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分16秒787(19周)
5) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分16秒898(16周)
6) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分16秒946(20周)
7) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分16秒952(16周)
8) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分17秒060(19周)
9) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分17秒062(16周)
10) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR3 1分17秒085(16周)
11) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分17秒109(17周)
12) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR3 1分17秒282(17周)
13) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分17秒322(20周)
14) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分17秒557(19周)
14) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分17秒557(20周)
16) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分17秒608(24周)
17) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分17秒683(16周)
18) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分17秒766(17周)
19) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分18秒178(19周)
20) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分18秒424(21周)
■P3セッション中の目立ったアクシデントなど
P3セッション中のアクシデントとしては、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルがマシンを壁にぶつけて大破。本人に怪我はなかったが、STR3はひどいダメージを受けて修理が不可能な状態となった事から、ベッテルは予選の出場をキャンセル、日曜日のレースは新品のシャシーに交換してピットレーンからのスタートとなる。
同じくトロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーもP3セッション中にマシンを壁にこすりつけており、この衝撃からギアボックスがダメージを受けてレースでは新品のギアボックスを使用する事になった事から、レースのスターティング・ポジションは予選結果から５グリッド降格される。
■フリー・プラクティス総合順位(P1/P2/P3)
３回のフリー・プラクティスを通しての総合順位は以下の通り。
1) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分15秒752
2) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分16秒023
3) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分16秒093
4) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分16秒331
5) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分16秒413
6) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分16秒555
7) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分16秒589
8) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分16秒604
9) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分16秒898
10) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分16秒946
11) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR3 1分17秒019
12) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分17秒060
13) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR3 1分17秒282
14) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分17秒322
15) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分17秒462
16) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分17秒508
17) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分17秒549
18) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分17秒644
19) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分17秒813
20) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分17秒842
 
■カナダGPの全予選結果と最終グリッド
続いて、6月7日の午後に行われた予選の全セッション(Q1/Q2/Q3)の結果と目立ったアクシデント、ならびに日曜日の決勝レースに向けての最終グリッド順を掲載する。この日の予選開始時の気象条件は気温27度から28度、路面温度は40度から45度。路面は晴天のドライ・コンディションに恵まれている。
■予選Q1セッションの結果
1) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分16秒909(5周)
2) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分17秒231(11周)
3) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分17秒287(9周)
4) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分17秒301(6周)
5) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分17秒415(7周)
6) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分17秒471(4周)
7) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分17秒582(8周)
8) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分17秒638(11周)
9) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分17秒991(8周)
10) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分18秒039(8周)
11) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分18秒082(8周)
12) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分18秒168(12周)
13) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分18秒256(12周)
14) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分18秒321(11周)
15) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分18秒505(10周)
16) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR3 1分18秒916(10周)
17) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分19秒108(12周)
18) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分19秒165(12周)
19) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分23秒565(3周)
20) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR3 -分-秒-(0周)
■予選Q2セッションの結果
1) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分17秒034(5周)
2) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分17秒353(5周)
3) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分17秒364(9周)
4) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分17秒488(8周)
5) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分17秒523(7周)
6) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分17秒679(4周)
7) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分17秒684(8周)
8) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分17秒781(7周)
9) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分17秒891(10周)
10) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分18秒020(9周)
11) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分18秒031(8周)
12) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分18秒062(8周)
13) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分18秒238(7周)
14) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分18秒327(8周)
15) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分18秒393(8周)
 
■予選Q3セッションの結果
1) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分17秒886(9周)
2) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分18秒498(6周)
3) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分18秒735(8周)
4) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分18秒746(7周)
5) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分18秒844(8周)
6) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分19秒048(7周)
7) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分19秒089(8周)
8) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分19秒633(6周)
9) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分20秒848(4周)
10) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 -分-秒-(0周)
 
■予選中の目立ったアクシデントなど
予選中のアクシデントとしては、ホンダのジェンソン・バトンがギアボックスのトラブルに見舞われQ1セッションを３周回のみ走行して予選継続を断念。レッドブルのマーク・ウェバーはQ2セッションの終盤に壁にマシンを激しくぶつけてフロントを大破した事から、Q2の５番手タイムを記録していたもののQ3を走行できなかった。
なお、ジェンソン・バトンはその後にギアボックスを交換した事から、日曜日のレースはトロ・ロッソのベッテルと同じくピットレーンからのスタートとなる。
■最終グリッド
上記の結果から、日曜日のカナダGP決勝レースに向けての最終グリッドは以下の通り決定している。
1) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23
2) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08
3) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008
4) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28
5) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30
6) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008
7) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23
8) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08
9) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108
10) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4
11) ティモ・グロック GER トヨタ TF108
12) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30
13) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4
14) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108
15) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28
16) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01
17) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01
18) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR3
ピットレーンスタート) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108
ピットレーンスタート) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR3
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