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2008年10月29日
2008年度最終戦の行われたスペインのリカルド・トルモ・サーキットにて、その翌日となる10月27日より、2009年度新体制下での１回目のMotoGPクラス合同テストとなる冬季バレンシア合同テストが行われたが、晴天に恵まれた初日とは異なり、２日目の28日は先週のレースウイーク中と同様の不安定な路面条件に見舞われている（2009年度新体制と27日初日の走行結果表はこちらの記事を参照）。
■悪条件に見舞われた２日目のバレンシア合同テスト
合同テスト２日目は朝から小雨が降り、路面はレインタイヤとスリックタイヤのどちらにも適さないハーフ・ウェット、ハーフ・ドライの状態が続いた。全てのチームとライダーは午後３時半頃までピットガレージ内で待機し、アスファルトの状態が改善されるのを待ったが、結局この日は最後までテストに適した路面コンディションは得られなかった。
■結果的に４チームがテストをキャンセル
結果的にこの日は、当初より初日のみのテストを予定していたホンダLCRに加えて、フィアット・ヤマハ、スコットホンダ、オンデ2000の４チームもリスクを避けて２日目のテストをキャンセル、残りの参加６チームに所属する一部のライダーのみが３時半以降には滑りやすいウェットの路面でのテスト走行を行った。
■バレンシア合同テスト２日目の走行結果
以下に速報として、この日にウェットタイヤでのタイムを残した７名のライダーの走行結果を掲載する（テスト２日間のフルレポートはこちらの記事を参照）。
1) ニッキー・ヘイデン USA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8 1分48秒287(20周)
2) アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分48秒296(18周)
3) マルコ・メランドリ ITA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分48秒786(26周)
4) ニッコロ・カネパ ITA アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 1分49秒917(25周)
5) ミカ・カリオ FIN アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 1分50秒275(26周)
6) トニ・エリアス SPA サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分54秒057(22周)
7) ロリス・カピロッシ ITA リズラ・スズキMotoGP GSV-R 1分57秒322(7周)
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