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マレーシアGP予選後の続報と各ライダーのコメント
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  2008年10月19日

2008年シーズン最後から残り2戦目となるMotoGPマレーシア・グランプリが、10月18日(土)の午後に熱帯のセパン・サーキットにて予選の日を迎えている。ここでは、マレーシアGP2日目に行われたMotoGPクラス予選の結果と概況、ならびに上位3列目までのグリッドを獲得した9名のライダーの予選後のコメントなどを紹介する。
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■セッション開始時はレインタイヤ、終盤はスリックタイヤでの難しい争い

この日の午後のMotoGPクラスの予選は正午前に通り過ぎた雨の影響から開始時にはフルウェットとなり、その後は強い陽射しによりセッションの終盤に向けてアスファルトが急速に乾くという、一瞬たりとも路面コンディションが安定しないタイヤ選びと走行タイミングが大きく順位を左右するチームの戦略と洞察力が勝敗の鍵を握る戦いとなった。
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■午前中に予選タイヤを装着してフリー総合トップにつけたウエスト

ちなみに、ドライとなったこの日午前のフリー・プラクティス3では、シーズンを通して解決できていないマシンの不調を初日に訴えていたカワサキのアンソニー・ウエストが、いきなりフリー・プラクティス総合のトップタイムとなる2分02秒116を記録して周囲を驚かせているが、この時にウエストが履いていたのは予選タイヤだった。
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■2006年を振り返り予選中止の可能性も考慮していたカワサキ

彼がフリー・プラクティス中に予選タイヤを履いていた理由だが、2006年シーズンのマレーシアGPは2日目午後が豪雨に見舞われて予選が中止となり、レースウイーク中のフリー・プラクティス総合タイムが翌日のグリッド順に採用されるという異例の事態となったが、今回の2日目午後にも天候が崩れる事を予想したカワサキ・レーシング・チームは2006年と同様の事態になる事も想定し、ジョン・ホプキンスとウエストの両方に午前の終盤から予選タイヤで走らせる決定を下したという。

■ホプキンスは午前の予選タイヤ装着時にミス
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なお、チームの思惑通り午前中にフリー総合トップタイムを記録したウエストとは異なり、ホプキンスはこの時の予選タイヤでのラップ周回中にミスを犯しており、タイムを残す事はできなかった。


■マレーシアGP、MotoGPクラスの予選結果

以下に、10月18日午後に行われたMotoGPクラスの予選結果を示す。ウェット-ドライの難しいコンディションとなったセッション開始時の気温は29度、路面温度は31度、湿度は54%だった。
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1) ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 2分01秒548
2) バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 2分01秒957
3) ホルヘ・ロレンソ SPA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 2分02秒171
4) ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 2分02秒192
5) コーリン・エドワーズ USA ヤマハTech3 YZR-M1 2分02秒245
6) アンドレア・ドヴィツィオーゾ ITA JiRチーム・スコット RC212V 2分02秒836
7) ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8 2分02秒953
8) ロリス・カピロッシ ITA リズラ・スズキMotoGP GSV-R 2分03秒078
9) ランディ・ド・プニエ FRA ホンダLCR RC212V 2分03秒110
10) ジョン・ホプキンス USA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 2分03秒184
11) クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキMotoGP GSV-R 2分03秒271
12) ジェームス・トーズランド GBR ヤマハTech3 YZR-M1 2分03秒282
13) アンソニー・ウエスト AUS カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 2分03秒392
14) マルコ・メランドリ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8 2分03秒835
15) 中野真矢 JPN サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ RC212V 2分04秒001
16) シルバン・ギントーリ FRA アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 2分04秒378
17) アレックス・デ・アンジェリス RSM サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ RC212V 2分04秒679
18) 青木宣篤 JPN リズラ・スズキMotoGP GSV-R 2分04秒835
19) トニ・エリアス SPA アリーチェ・チーム デスモセディチ GP8 2分05秒120

セパンのサーキットレコード(レース中)は2007年にケーシー・ストーナーが記録した2分02秒108、ベストラップレコード(予選タイヤ)は2006年にバレンティーノ・ロッシが記録した2分00秒605。

この日の予選中はニッキー・ヘイデンがセッション残り22分のところで軽くコースアウトを喫したものの、目立った転倒者は1名もなかった。


■路面状況と走行タイミングを的確に判断したホンダとヤマハのワークス勢
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フルウェットだった路面にドライの走行ラインが所々に出現、序盤はレインタイヤを装着していたライダーの全員が最後にはスリックの予選タイヤに履き替えるという難しい戦いを制したのは、各場面でのタイヤ選びと走行タイミングを正確に判断し、チーム力を最大限に発揮したホンダ・ワークスとヤマハ・ワークスだった。

■予選中は何度も暫定ポールに立った中野選手
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フルウェットからハーフウェットに変わるセッション前半から中盤にかけて、マレーシアに入ってから常に上位につけている中野真矢選手が何度もタイムシート上のトップに躍り出てその好調さをアピール。一部のライダーがスリックタイヤを試し始めたセッション残り20分に入ってからはペドロサ、ロレンソ、ド・プニエ、ロッシ、トーズランド、ドヴィツィオーゾなどがトップタイムを争い始めるが、中野選手はセッション残り8分のところでも再びトップタイムを記録し暫定ポールに立つ。

■ヤマハが1列目独占に見えた瞬間、飛び込んできたペドロサとヘイデン
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その後はロレンソ、エドワーズ、ペドロサ、ストーナー、ドヴィツィオーゾがトップタイムを次々と更新し、セッションの残り時間を切ったところでロッシが今週の最速ラップである2分1秒957を記録して暫定ポールに浮上。その直後にはロレンソがチームメイトに次ぐ2分02秒171、エドワーズがこの時の3番手タイムである2分02秒245を記録し、今年のセパンの1列目はヤマハの3名が独占するかに見えたが、瞬時にヘイデンがエドワーズを上回る2分02秒192、そして最後にペドロサがロッシのトップタイムを上回る2分01秒548を記録。
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■ペドロサがブリヂストンにスイッチしてから初のポールポジションを獲得
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この瞬間、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサがブリヂストンタイヤにスイッチしてから4戦目にして初めて予選を制し、昨年に引き続きマレーシアGPのポールポジションを獲得した。

■250ccクラスでは青山選手が2年連続となるセパンでのポールポジション
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なお、250ccクラスでは、昨年のマレーシアGPでポール・トゥ・ウインを達成しているKTMの青山博一選手が、今年も2年連続となるセパンでのポールポジションを獲得している。


■日本勢の概況、予選終盤のタイミングを逃した中野選手

予選中は何度もタイムシート上のトップに名前を刻みながら、結果的には15番グリッドにまでポジションを後退する事になったサンカルロ・ホンダ・グレッシーニの中野真矢選手は、今回は最後の予選タイヤを装着してからコースに出るタイミングがうまくいかなかったと以下の通り説明し、レースに向けては自信がある事をコメントしている。

■中野選手「コースに出るタイミングが遅すぎた」
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「今週末は全セッションを通して安定して速いタイムを出せていたので、もっと高いグリッドが狙える筈だったのに残念。残念ながらコースに出るタイミングが遅すぎて、最後の予選タイヤの性能を最大限に発揮するタイミングを逸してしまった。ただ、いずれにしても自分の走行ペースはとてもいいのでレースには自信がある。あとは今週のここまでの走りをレースでも再現できるように頑張るだけ」と中野選手。

■ウェットレースを望む青木選手「明日は雨になって欲しい!」
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また、来期のスズキGSV-Rの開発を兼ねて今回のマレーシアGPにワイルドカード出場している青木宣篤選手は、予選で18番グリッドを獲得後、雨乞いにもおぼしきコメントを以下の通り残している。

「今日のウェットセッティングがとてもうまく仕上がったので、明日は雨になって欲しい!また、仮にドライであってもスタッフがここまで必死に頑張ってバイクを昨日の状態から大きく改善してくれているので、当日の天気がどうなろうと問題はないが、やっぱりウェットになってくれた方が嬉しいかもしれない」と青木選手。


■マレーシアGP予選上位9名のライダー詳細コメント
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最後に、本日の決勝レースに向けて3列目までのグリッドを獲得した上位9名のライダーの予選終了直後の詳細コメントを紹介する。


■1列目

●ポールポジション)ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム RC212V
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ここでポールが取れるなんて素晴らしいです。特に今回はブリヂストンにスイッチしてから初めてのポールですから、ブリヂストンのスタッフと、ここまで努力を続けてくれたチームに深く感謝しています。

午後は路面コンディションは絶えず変化していたので本当に難しかったですね。セッションの開始時はウェットでしたが、徐々に路面が乾いていったので、タイヤを変えるベストなタイミングを正しく把握するために、常に神経をとがらせている必要がありました。最後のアタックでいいタイムを記録する事ができて、このポールポジションを獲得できたのでとても嬉しいです。
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ここではライダー全員のタイムが僅差なのでポールは特に重要ですし、いいスタートを決める事が不可欠ですが、どのタイヤをレースで使用するべきかはもう分かっているので、これでレースの準備はほぼ整った気がしています。

もちろん全てが天候に左右されますし、ほぼ毎日雨が降っている状況ですから、明日はどのタイミングで暴風雨に見舞われるのか、しっかり様子を見ていくつもりです。ウェット、ドライ、またはその両方か、どの条件になってもおかしくはないですからね。


●2番グリッド)バレンティーノ・ロッシ フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1
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今日のコンディションはすごかったですね。今回のセッションでは予選タイヤとセッティングに関する作戦を立てるのと同じくらいに、正しいタイミングで正しいタイヤを装着できる正確な判断を下す事が重要でした。

チームはガレージの中で毎回正しい判断を下してくれていたので、セッションの全体を通して常にトップかその付近にいる事ができましたし、安定した状態で改善を大きく進める事もできました。自分が2分1秒9を出したのを見た時には、これでポールは大丈夫だと思いましたが、最後にダニがもっと速いタイムを出してきたので、今回は彼を称えたいです。
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いずれにしても、過去2戦では逃していましたから、また1列目に戻って来られて満足ですし、これでやっと明日はいい場所からレースを開始できます。このサーキットは大好きなので明日のレースが本当に楽しみです。自分のM1もここではとにかく速いですからね。ただ、天候が崩れない事は祈っていますよ。レースはドライの方が絶対に面白いですからね!


●3番グリッド)ホルヘ・ロレンソ フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1
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今日は変なセッションでしたが、路面がどんどん乾き始めた時にはポールポジション獲得も十分に可能だと思い始めました。ただ、ウェットの時に多くの周回数を走り込む中で何回かいいタイムは記録していたものの、ドライになってからは本来自分ができる最大限の走りが今回はできませんでした。

いずれにしても、今回の1列目獲得はものすごく重要でした。明日も表彰台に絶対に乗りたいし、それが狙える好調さも維持できていますからね。

明日はレースがドライでできるように、もっといい天気になって欲しいです。ここではバイクの調子がとてもいいので、今からバトルが楽しみですよ。


■2列目

●4番グリッド)ニッキー・ヘイデン レプソル・ホンダ・チーム RC212V
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今日はかなり荒れた1日でした。午前中は大きく改善を進める事ができましたが、それは他の誰にとっても同じだったようですね。ただ、飛躍的とは言えないにしても着実に進歩はしたので、午前はいいレベルの戦いができていたと思います。

写真午後はかなり挑戦しがいがありましたね。最初はフルウェットで、その後に路面はずっと乾き続けていましたから、今回の4番グリッドは決して最悪な結果じゃなかったと思いますよ。セッション終盤には15番手付近まで後退しましたが、運良くそこで雨が降ったりはしなかったので、その後にいいタイムを出す事ができました。本当は1列目が欲しかったんですけどね。

最後の予選タイヤで走った時には第1区間と第2区間のファーステストを記録しましたが、最近はフロントの予選タイヤが1周回しか持たない事が多く、それにここでは取り外しに時間のかかる大きめのディスクを使用している事から、残り時間の関係上タイヤを交換する事もできなかったので、コースの半分をすぎたところでタイヤが終わってしまい、その後はタイムをロスしています。過去数年間はシーズン中に少なくとも1度はポールポジションを獲得していたのに、今年は1年を通して1回もないので少しだけがっかりでした。

ミシュランの予選タイヤは素晴らしかったです。水の残った場所を通過した時でさえグリップのすごさは本当にものすごかったですよ。

もし明日の午前中にもう一段階バイクの改善が進み、コーナリングをあと少し楽にできれば、かなりいいレベルで戦えると思います。長くて厳しいレースになるでしょうが、乗り切りたいですね。


●5番グリッド)コーリン・エドワーズ ヤマハTech3 YZR-M1
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非常に盛り沢山な内容の予選だったと少なくとも言えるでしょうね。最後尾に下がったり、トップに浮上したり、また10位にまで落ちて、最終的には5番手という結果でしたが、路面が乾く最中のセッションはまあこんなものです。ほんの一瞬だけ正しいタイヤを選択できても、数分後には正しくないタイヤになってしまい、簡単に6人かそこらに一気に追い抜かれますからね。

セッション序盤からすでに路面はすごい速さで乾き始めていて、あの不安定な路面コンディションに合うタイヤを見つける事が最初は全くできませんでした。手持ちの一番硬いタイヤでコースに出たのに最後までタイヤが持たなかったので、そこでピットに戻り、路面が十分に乾いてスリックで走れる時が来るよう祈る事に決めました。

アスファルトはすごい速さで乾き続けていましたが、また雨が降り出す事だけが心配でした。そんな事になったら大惨事ですよ。一時的にはタイムシートの最後尾にいましたからね。

フロントとリアの両方にスリックタイヤを装着してコースに出たのは自分が最初だったと思います。予選タイヤを試す前に、まずは自信が持てるようにするためにレース用のソフトタイヤで走りましたが、あのコンディションにしてはいいタイムが記録できました。雨が降り出す前にタイムとポジションを上げておきたかったので、できる限り早い時期にスリックタイヤを試しておきたかったんです。
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予選タイヤは2本しか使いませんでしたが、1本目はグリップレベルを確認するためだけに使用しました。何ヶ所か注意すべき湿った場所はありましたが、それでもグリップはものすごく良くて、その時のタイムは去年のポールタイムの僅か1秒落ちでした。とても冒険できる状況じゃなかったので走行ラインを外す訳にはいきませんでしたけどね。

最後の予選タイヤでは本当にいい走りができましたが、小さなミスを犯してしまい、その影響で1列目は逃しました。でも、セッション序盤の状況や、乾きかけの路面をレインタイヤで走った時に抱えていた問題の事を思えば、2列目でも十分に納得できます。

明日のレースには期待感がありますね。今週末はずっとドライで調子がいいし、今日はリアのサスペンションを少し柔らかく調整してからバイクの調子がさらに上がっています。今はこの調子をちゃんと結果に反映したいだけですね。


●6番グリッド)アンドレア・ドヴィツィオーゾ JiRチーム・スコット RC212V
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路面にはまだ濡れた部分も多く、ゆっくりアスファルトの乾く難しい状況だったので、今日の結果には満足できました。スタートはいつでも重要ですから、今回は2列目を確保できて良かったです。レースペースは2分3秒3くらいのいいタイムを維持できていますから、そのままいけばトップ5が狙えるでしょうね。

午後の序盤は路面がウェットだったので、まずはソフトタイヤを使用しました。それから硬めのコンパウンドに変更しましたが、ミシュランタイヤはウェットで最高の性能を発揮してくれていたと思います。セッティングはウェットとドライでほぼ同じものを使ったにもかかわらず、いい予選タイヤを選ぶ事ができたので楽に速く走る事ができました。
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明日は午前のウォームアップを使って最後のサスペンション調整をするつもりです。トップ5を狙っていきますが、今シーズン中になんとか1回は表彰台に乗りたいところですね!このサーキットの特性と、高温多湿の気象条件の影響から、明日のレースはきつい戦いになると思います。


■3列目

●7番グリッド)ケーシー・ストーナー ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP8
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チームスタッフが夜通しバイクを調整してくれたおかげで、ドライだった午前中は昨日よりもバイクの感触がずっと良かったです。走行ペースも良かったし、すごく快適に走れました。

午後はリアの荷重が十分ではなかったので若干苦労しましたが、路面の状況がどんどん変わっていたので、あまりバイクを調整する時間が取れていません。ただ、ウェットでの走行ペースもすごく良かったので、明日が雨になっても、そうなりそうな雰囲気ですが、いいセッティングでレースに挑む自信はあります。
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不幸にして予選中は路面が不安定で宝くじのような状態になり、しかも僅か20秒が足りなくて最後の予選タイヤを使用するタイミングを失ったのが残念でした。ただ、いずれにしても、今回はウェットでもドライでも好調な事を確認できましたから、明日のレースは楽しめると思いますし、今から楽しみです。


●8番グリッド)ロリス・カピロッシ リズラ・スズキMotoGP GSV-R
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今週は全セッションを通して上位のライダーたちの競争レベルに到達するのが大変でしたが、予想していたよりもいい成果は得られていますし、走行条件が異なった午後には他のライダーたちと一緒にペースを上げる事ができていたと思います。

午後には多くの事を試しましたが、チームが懸命にいい作業を進めてくれましたおかげで、予選の終盤にはかなりいいセッティングが仕上がりました。最初にレインタイヤを履いて、最後には予選タイヤで走るという変なセッションでしたけどね。最後のタイムアタックではミスをしてしまいタイムを若干ロスしたので、あれさえなければもっと上のグリッドが確保できた筈です。
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これで準備はしっかり整ったと思いますから、後は状況をしっかり確認していくだけです。いいレースができると思いますよ


●9番グリッド)ランディ・ド・プニエ ホンダLCR RC212V
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ともて奇妙で忍耐の必要な予選でしたね。最初はウェットタイヤでコースに出ましたが、路面の乾き方がとても速かったので、しばらく走り込んでからはカットスリックに履き替えました。

カットスリックで走っていた時のタイムはすごく良く、バイク全体から好感触が得られていました。ただ、その後に予選タイヤを装着してからは、期待したほどタイムを縮める事ができていません。普段の自分なら予選タイヤを履いた時には確実に速く走れるので今回の理由は分かりませんが、今は特に心配はしていません。

仮に明日の午後にも路面コンディションがころころ変わるような事態になったとしても、レースに向けての仕上がりには自信があるので大丈夫です。

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