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2008年SBK開幕ラウンド、スーパーポールの結果と全グリッド |
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２００８年２月２３日
2008年度のSBK（世界スーパーバイク選手権）が、カタールのロサイル国際サーキットにおける2月23日のシーズン開幕戦に向けて、最終予選とスーパーポールを2月22日の午後に終えている。
ここでは、開幕ラウンド予選の総合上位１６名により争われた2月22日のスーパーポールの結果、ならびに予選１７位以下のライダーのグリッド位置を紹介する。
■SBK開幕ラウンドカタール、スーパーポール結果
以下に、2月22日の午後に行われたSBK開幕ラウンドにおけるカタールでのスーパーポールの走行結果を示す。この日は風が強く路面には砂も多かったが晴天に恵まれており、特にタイムアタック中に目立った大きなミスを犯すライダーは出ていない。
1) トロイ・コーサー AUS ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF R1 1分58秒053
2) ルーベン・ザウス ESP ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 1分58秒689
3) マックス・ビアッジ ITA ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 1分58秒767
4) マックス・ノイキルヒナー GER チーム・アルスター・スズキ Suzuki GSX-R 1000 K8 1分58秒964
5) ロレンツォ・ランチ ITA R.G.チーム Ducati 1098 RS 08 1分58秒975
6) 芳賀紀行 JPN ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF R1 1分59秒017
7) トロイ・ベイリス AUS ドゥカティ・ゼッロクス・チーム Ducati 1098 F08 1分59秒224
8) 加賀山就臣 JPN チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R 1000 K8 1分59秒285
9) カルロス・チェカ SPA ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR 1000RR 1分59秒417
10) ミッシェル・ファブリツィオ ITA ドゥカティ・ゼッロクス・チーム Ducati 1098 F08 1分59秒450
11) フォンシ・ニエト ESP チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R 1000 K8 1分59秒921
12) ヤコブ・シュムルツ CZE Guandalini Racing by Grifo's Ducati 1098 F08 1分59秒984
13) グレゴリオ・ラビラ SPA ベント-アクシア VK ホンダ Honda CBR 1000RR 2分00秒095
14) ケナン・ソフォグル TUR ハンスプリー・テンケイト・ホンダJr Honda CBR 1000RR 2分00秒313
15) ロベルト・ロルフォ ITA ハンスプリー・ホンダ・アルセア Honda CBR 1000RR 2分01秒208
16) アイルトン・バドビーニ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX 10R 2分01秒238
■SBK2008年度初のスーパーポールはトロイ・コーサーが獲得
開幕ラウンドのスーパーポールを制したのは、ヤマハ・イタリアに移籍して２年目を迎えた元２回のSBKチャンピオンであるトロイ・コーサーだった。今回コーサーは２回の予選の総合順位でもトップにつけており、続くスーパーポールでも２位以下を0.5秒以上引き離す好調な走りを見せている。
■ワークス勢を抑える快挙を見せたステリルガルダのザウスとビアッジ
コーサーに次ぐ２番グリッドはステリルガルダのルーベン・ザウス、続く３番グリッドには昨年度のカタール開幕戦ではスーパーポールを獲得していたステリルガルダ移籍１年目のマックス・ビアッジであり、ドゥカティーのサテライト・チームであるこのステリルガルダの２台の1098RSが、揃ってドゥカティー・ワークスの1098F08を抑え、今年から1200ccとなったドゥカティーのSBKマシンの初舞台を１列目で飾る事になった。
１列目最後の４番グリッドは、チーム・アルスター・スズキ１年目のマックス・ノイキルヒナーが獲得。
■芳賀選手と加賀山選手は揃って２列目を確保
今回のスーパーポールへの進出を果たした２名の日本勢、ヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手は２列目６番グリッド、チーム・スズキ・アルスターの加賀山就臣は同じく２列目の８番グリッドを確保。
 
■スーパーポールでは１列目に食い込めなかったベイリス
SBK初の1200ccツインマシンの仕上がりが注目を集めたドゥカティー・ワークスは、予選総合順位では２番手につけていたトロイ・ベイリスが２列目７番グリッド、ドゥカティー移籍１年目のミッシェル・ファブリツィオは３列目１０番グリッドと、ややスーパーポールでの走りには勢いが足りなかった。
■ホンダの最上位はカルロス・チェカ
また、今期からSBKに活躍の場を移した元MotoGPライダー、ハンスプリー・テンケイト・ホンダのカルロス・チェカは、ホンダの最上位となる３列目９番グリッドから初のSBKシーズンを開始する事になった。
■１７番グリッド以下のライダーの最終予選結果
開幕ラウンドではスーパーポールへの出場を果たせなかった１７番グリッド以下のライダーの最終予選結果は以下の通り。
17) セバスチャン・ジンバート FRA ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF R1 2分00秒554
18) カール・マガリッジ AUS D.F レーシング Honda CBR 1000RR 2分00秒607
19) ダビデ・チェカ SPA ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF R1 2分00秒643
20) 清成龍一 JPN ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR 1000RR 2分00秒698
21) ビットリオ・イアンヌッツォ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX 10R 2分00秒854
22) ラッセル・ホランド AUS D.F レーシング Honda CBR 1000RR 2分00秒971
23) 玉田誠 JPN カワサキ・PSG-1・コルセ Kawasaki ZX 10R 2分01秒303
24) ルカ・モレリ ITA アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR 1000RR 2分01秒396
25) レジス・ラコーニ FRA カワサキ・PSG-1・コルセ Kawasaki ZX 10R 2分01秒429
26) 中冨伸一 JPN YZFヤマハ Yamaha YZF R1 2分01秒675
27) 青山周平 JPN アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR 1000RR 2分02秒059
28) ロイック・ナポレオン FRA グリリーニPBRチーム Yamaha YZF R1 2分05秒516
■開幕予選は苦戦となった日本人新メンバー３名と中冨選手
日本勢では、昨年はBSB（ブリティッシュ・スーバーバイク選手権）で２連覇を達成し、今年からSBKフル参戦を果たすハンスプリー・テンケイト・ホンダの清成龍一選手は５列目２０番グリッド。
過去のSBKスポット参戦ではダブルウインの経験を持つ元MotoGPライダー、SBKフル参戦は今年が初めてとなるカワサキPSG-1の玉田誠選手は６列目２３番グリッド。
今年がSBK３年目となるYZFヤマハの中冨伸一選手は７列目２６番グリッド、昨年まではMotoGP250ccクラスに参戦し、今年から自身にとって初の４ストロークカテゴリーとなるSBKへのフル参戦を果たす事になった青山周平選手は同じく７列目の２７番グリッドだった。
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