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レプソルチームが2008年壮行会をエクスポ会場で実施
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インテリマーク編集部
  2008年2月8日

バレンティーノ・ロッシが最高峰クラスを制覇した翌年の2001年以来、年間ランキングの上位につけるライダーが前年度の順位をバイクナンバーに使用するというモーターサイクル・レーシングの伝統はやや薄れるかのようにも見えたが、実際には現在の若手MotoGPライダーの中にこの伝統は脈々と受け継がれているようだ。


■ダニ・ペドロサのバイクナンバーが#2に決定

写真レプソルYPFは2月7日、2007年度に年間ランキングの2位を獲得したレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが、昨年まで使用していた#26を返上し、今年の2008年シーズンからは古くに定着していた2輪ロードレース・グランプリの伝統に従い、昨シーズンのランキングである#2をバイクナンバーとして使用する事を正式に発表した。

ダニ・ペドロサはMotoGPクラスにステップアップした2006年は、小排気量クラスのデビュー当時に使用していた#26をバイクナンバーに選択。年間ランキング5位とルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したその翌年となる昨シーズンの2007年もそのままの番号を使用ていしたが、ヤマハのバレンティーノ・ロッシから逆転の形で昨シーズンの最後に奪い取る事になった貴重なランキング2位の象徴である#2を、ペドロサ自身の希望により2008年シーズンはバイクナンバーとして使用するという。


■2009年度の#1マシンに向けての強い意志表示

また、ペドロサが2009年シーズンに使用を計画しているバイクナンバーは当然#1である事を、レプソルYPFは今回の発表の最後に付け加えている。
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2007年シーズンが終わり、現在は2008年シーズンの開幕に向けての冬季合同テストが盛んな時期だが、ここまでのプレシーズン期間中、2006年度のチャンピオンであるニッキー・ヘイデンはすでに#1を返上、ヘイデンの2008年型プロトタイプのRC212VにはAMA時代から彼が親しんでいる#69のナンバーが復活している。その一方で、なぜかこの隣にあるペドロサの新型マシンにだけは今年に入ってもバイクナンバーが貼られていなかった訳だが、今回の発表によりその謎は全て解ける形となった。
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■#2バイクの初披露はヘレスIRTAテスト?

なお、ペドロサは1月22日のセパン合同テストで右の手のひらを骨折し、現在は2月16日のヘレスIRTAテストからの復帰を目指して自宅のバルセロナで厳しいリハビリの真っ最中だが、彼が#2のバイクに乗ってヘレス・サーキットに回復した姿を無事に見せる事ができるかどうかについては現在も正式には判明しておらず、レプソルYPFは今回の発表の中では一切その件については触れていないが、ここまでの担当医師たちのコメントなどからは回復状況は悪くない様子だ。
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■その他のライダーのバイクナンバーに関するトピックなど

写真他のライダーでは、2007年度の新チャンピオンに輝いたドゥカティーのケーシー・ストーナーは現在のプレシーズン期間中にすでに#1のマシンで誇らしく走行、以前にも報じた通り昨年度のランキング6位だったリズラ・スズキのクリス・バーミューレンは恩師のナンバーとしても有名な#7を選択している。ちなみに昨年度ランキング7位のロリス・カピロッシは、移籍先であるリズラ・スズキのマシンには彼の固定ナンバーとして定着している#65を今年も使用する。

■デ・アンジェリスは#3を遠慮?

当然ロッシは今年も#46を使用する関係上、彼の昨年度ランキングとなる#3は空き番になりそうだ。ちなみに、今年からMotoGPクラスにステップアップしたグレッシーニ・ホンダのアレックス・デ・アンジェリスは、ルーキーにしてロッシのランキングと同じ#3を今年は使用すると年末には発表したが、今年に入りデ・アンジェリスのプレシーズンテスト用マシンには125cc時代に使用していた#15が刻まれており、どうやらデ・アンジェリスの正式エントリーはこの#15に落ち着く模様だ。

■SBKの加賀山選手は#34、ドヴィツィオーゾは#4

また、これはMotoGP以外の話題となるが、SBKでは#71の固定ナンバーが有名だったアルスター・スズキ・チームの加賀山就臣選手は、1月18日発表のSBK暫定リストによれば今年は#34をGSX-R1000に背負って戦う(写真左下は鈴鹿8耐の加賀山選手)。
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ちなみに#34は、今年からMotoGPクラスに昇格したJiRチーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾの昨年までのバイクナンバーでもあるが、言うまでもなくこれは1993年のGP最高峰500ccクラスのチャンピオン、スズキのケビン・シュワンツが愛用、現在でも彼を象徴するナンバーとして知られており、グランプリ最高峰クラスでは彼の人気と栄誉を称えてこの番号を永久欠番としている事から、ドヴィツィオーゾには最初から#34を最高峰クラスに持ち込む事は許されておらず、今年は先の#3と並んで空き番となっている#4をドヴィツィオーゾは選択している。

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