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2006年12月24日
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が12月19日に、MotoGP全カテゴリの2007年暫定エントリー・リストを発表している。(写真下は、プラマック・ダンティーン・チームからのクリスマスカード)
■MotoGPクラス
MotoGP最高峰クラスは、2002年から今年までの990ccクラスが排気量を190cc引き下げられ、2007年からは800ccクラスに生まれ変わる。すでに11月中の合同テストでは、全メーカーが新型800ccプロトタイプでの走行テストを行い、990cc時代と変わらぬタイムを記録しているのは周知の事実だ。
最高峰800ccクラスの暫定エントリー・リストは以下の通り。
1 ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム ホンダ
4 アレックス・バロス BRA プラマック・ダンティーン ドゥカティ
5 コーリン・エドワーズ USA ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム ヤマハ
6 玉田誠 JPN TECH3・ヤマハ ヤマハ
7 カルロス・チェカ SPA ホンダ・LCR ホンダ
10 ケニー・ロバーツ USA チーム・ロバーツ KR212V
17 ランディ・ド・ピュニエ FRA カワサキ・レーシング・チーム カワサキ
19 オリビエ・ジャック FRA カワサキ・レーシング・チーム カワサキ
21 ジョン・ホプキンス USA リズラ・スズキ・MotoGP スズキ
24 トニ・エリアス SPA ホンダ・グレッシーニ ホンダ
26 ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム ホンダ
27 ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム ドゥカティ
33 マルコ・メランドリ ITA ホンダ・グレッシーニ ホンダ
46 バレンティーノ・ロッシ ITA ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム ヤマハ
50 シルバン・ギュントーリ FRA TECH3・ヤマハ ヤマハ
56 中野真矢 JPN コニカミノルタ・ホンダ ホンダ
65 ロリス・カピロッシ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム ドゥカティ
66 アレックス・ホフマン GER プラマック・ダンティーン ドゥカティ
71 クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキ・MotoGP スズキ
−− (ライダー未発表) イルモア・SRT イルモアX3
−− (ライダー未発表) イルモア・SRT イルモアX3
今回のFIMの発表には2007年から2輪グランプリに初参戦をするイルモアのライダー2名の発表はないが、同チームは12月18日に、ジェレミー・マクウイリアムス(GBR)とアンドリュー・ピット(AUS)との来期契約を完了した事を公式に発表済みだ。
■250ccクラス
以下に、250ccクラスの暫定エントリー・リストを示す。
1 ホルヘ・ロレンソ SPA フォルツナ・アプリリア アプリリア
4 青山博一 JPN レッドブル・KTM・GP250 KTM
7 アレックス・デ・アンジェリス RSM マステル-MVA・アスパル アプリリア
10 イムレ・トース HUN チーム・トース・アプリリア アプリリア
12 トーマス・ルティ SUI エミー・カフェラテ アプリリア
15 ロベルト・ロカテリ ITA スクアドラ・コルセ・メティス・ジレラ ジレラ
17 カレル・アブラハム CZE カルディオン・AB・モーターレーシング アプリリア
19 アルバロ・バウティスタ SPA マステル-MVA・アスパル アプリリア
22 パブロ・ニエト SPA ウルト・BQR ホンダ
25 アレックス・バルドリーニ ITA キーファー・ボス・レーシング アプリリア
28 ディルク・ハイドルフ GER キーファー・ボス・レーシング アプリリア
32 ファブリツィオ・ライ ITA カンペテーラ・レーシング アプリリア
34 アンドレア・ドビツィオーゾ ITA ヒューマンゲスト・レーシング・チーム・250cc ホンダ
36 ミカ・カリオ FIN レッドブル・KTM・GP250 KTM
41 アレイックス・エスパルガロ SPA ウルト・BQR ホンダ
44 関口太郎 JPN カンペテーラ・レーシング アプリリア
45 ダン・リンフット GBR ウィノナ・WCM アプリリア
50 ユージェーヌ・ラバティ GBR ホンダ・LCR ホンダ
54 ケビン・コグラン GBR ウィノナ・WCM アプリリア
55 高橋裕紀 JPN ヒューマンゲスト・レーシング・チーム・250cc ホンダ
58 マルコ・シモンチェリ ITA スクアドラ・コルセ・メティス・ジレラ ジレラ
60 フリアン・シモン SPA レプソル・ホンダ・250cc ホンダ
73 青山周平 JPN レプソル・ホンダ・250cc ホンダ
80 エクトル・バルベラ SPA チーム・トース・アプリリア アプリリア
−− ラタパー・ウィライロー THA タイ・ホンダ・PTT-SAG ホンダ
−− (ライダー未発表) アプリリア・ジャーマニー アプリリア
250ccクラス内での主な動きをまとめると、125ccクラスからのステップアップ組は、2005年度125ccチャンピオンのトーマス・ルティーと2006年度125ccチャンピオンのアルバロ・バウティスタの2名の他に、ミカ・カリオ、パブロ・ニエト、ファブリツィオ・ライ、フリアン・シモンなど。
同一カテゴリ内での移動としては、エクトル・バルベラはフォルツナ・アプリリアを離れてチーム・トースに移籍し、ロベルト・ロカテリはそのチーム・トースを離れ、マルコ・シモンチェリと共に250cc参戦2年目を迎えるスクアドラ・コルセ・メティス・ジレラとの契約を交わしている。
2006年シーズンは昨年に引き続き怪我に苦しんだ関口太郎選手は、2007年もカンペテーラのライダーとしてMotoGP250ccクラスを戦う。また、2006年の全日本250ccで活躍したタイ人ライダーであるラタパー・ウィライロー選手のタイ・ホンダからの参戦も決定した。
ホンダLCRは2007年からはMotoGPクラスのみではなく250ccクラスからの参戦も表明しており、今年のBSS(British Supersport Championship)でレッドブル・ホンダのライダーだった北アイルランド出身のユージェーヌ・ラバティ(写真下)を起用する。
なお、2006年シーズンに出場したマヌエル・ポッジャーリ、アンソニー・ウエスト、マルティン・カルデナスは今回の暫定エントリー・リスト上に名前がない。
2006年はKTMで青山博一選手のチームメイトだったマヌエル・ポジャーリは、既に自身のホームページ上で2007年度中の参戦を断念する声明を発表しており、2008年からのGP復帰を目指すという。
■125ccクラス
125ccクラスの暫定エントリーリストは以下の通り。
6 ジョアン・オリベ SPA TOSHIBA・レーシング アプリリア
7 アレックス・マスボー FRA FFM・ホンダ・グランプリ・125 ホンダ
11 サンドロ・コルテセ GER エミー・カフェラテ アプリリア
12 エステベ・ラバト SPA レプソル・ホンダ・125cc ホンダ
13 ガボール・タルマクシ HUN バンカハ・アスパル アプリリア
16 ジュール・クルーセル FRA FFM・ホンダ・グランプリ・125 ホンダ
17 ステファン・ブラドル GER レプソル・ホンダ・125cc ホンダ
18 ニコラス・テロール SPA バルジール・セードルフ・デルビ デルビ
24 シモーネ・コルシ ITA スキルド・I.S.P.A・レーシング・チーム アプリリア
25 ドミニク・エジャーター SUI マルチメディア・レーシング アプリリア
27 ステファノ・ビアンコ ITA WTR・ブラウエル・USA アプリリア
29 アンドレア・イアンノーネ ITA WTR・ブラウエル・USA アプリリア
33 セルジオ・ガデア SPA バンカハ・アスパル アプリリア
35 ラファエレ・デ・ロサ ITA マルチメディア・レーシング アプリリア
37 ジョーイ・リットジェーン NED アリー・モレナー・レーシング ホンダ
38 ブラッドリー・スミス GBR レプソル・ホンダ・125cc ホンダ
44 ポル・エスパルガロ SPA カンペテーラ・レーシング・ジュニア アプリリア
51 スティーブ・ボンセー USA レッドブル・KTM・GP125 KTM
52 ルーカス・ペセック CZE バルジール・セードルフ・デルビ デルビ
53 シモーネ・グロティスキ ITA マルチメディア・レーシング アプリリア
55 エクトル・ファウベル SPA バンカハ・アスパル アプリリア
56 ヒューゴ・バン・デン・ベルグ NED ウルト・BQR アプリリア
60 ミヒャエル・ランセデール AUT アジョ・モータースポーツ デルビ
63 マイク・ディ・メッリオ FRA ヒューマンゲスト・レーシング・チーム・125cc ホンダ
71 小山知良 JPN レッドブル・KTM・GP125 KTM
75 マティア・パッシーニ ITA TOSHIBA・レーシング アプリリア
95 ロバート・ミュアサン ROM アジョ・モータースポーツ デルビ
99 ダニー・ウェッブ GBR アリー・モレナー・レーシング ホンダ
−− ランディ・クルメンナッハ SUI レッドブル・KTM・GP125 KTM
−− ステファノ・ムスコ ITA ヒューマンゲスト・レーシング・チーム・125cc ホンダ
125ccクラスの主な動きとしては、マティア・パッシーニはアスパル・チームを離れてTOSHIBAレーシングに移籍し、ガボール・タルマクシがヒューマンゲスト・レーシングを離れ、アルバロ・バウティスタとパッシーニの抜けたアスパル・チームに移動している。
250ccクラスにステップアップしたKTMのミカ・カリオの後任ライダーは、今年までマラグーティ・アジョ・コルセで125ccクラスを戦っていた小山知良選手。
一度は来期契約を交わしたKTMを離れ、250ccクラスのレプソル・ホンダに移籍したフリアンシモンの後任ライダーには、アメリカ人ライダーのスティーブ・ボンセーが決定している。
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