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カピロッシ「ソフトはまだ未完成」
インテリマーク編集部
2006年11月30日

前回のセパンでの合同テストには不参加だったドゥカティー・マルボロチームとそのライダーであるロリス・カピロッシとケーシー・ストーナーは、バレンシアでの11月初旬のテストからヘレスに約1ヶ月ぶりのブランクを経て、今回のヘレスでの合同テストに参加している。
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■マシン開発状況の優位性は特に見せないドゥカティー

初日はあいにくの雨となった事から、そろって10周にも満たない走行回数で1日を終えた2名のドゥカティー・ライダーは、2日目の11月29日には路面が乾いた午後からコースに出て、カピロッシは34周回、ストーナーは52周回を走行し、忙しく2007年に向けての新マシンであるドゥカティー・デスモセディチGP7の開発作業を進めたようだ。

2006年シーズン中のテストでは、他の各ワークスチームの中では最も800ccマシンの開発が進んでいると噂されたドゥカティーだが、この日のケーシー・ストーナーのタイムは総合5番手となる1分41秒702、ロリス・カピロッシ6番手となる1分42秒244であり、今回のヘレスではヤマハ、ホンダ、スズキと比較しての優位性は特に目立たない。
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■カピロッシはタイムアタックをせずにソフトウェア開発に協力

これは、今回カピロッシとドゥカティーのエンジニアが、エンジン・マネージメント・システムのソフトウェアを刷新し、以前のテストとは全く異なるデータを使用しでデスモセディチのエンジンパワーの可能性を探っている為であり、今後のマシン開発の方向性を見極める上で、一度は通っておかなければいけない道だという。

■カピロッシ「新しいソフトウェアはまだ未完成」

デスモセディチGP7の新しいエンジン制御系ソフトウェアを試し、マシンそのもののセッティングやタイヤのテストをこの日はあまり行えなかったというロリス・カピロッシは、今の段階のマシン開発には良くある話であり、3日目はもっとタイムを出せるだろうと語った。
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「今日は一日中新しいソフトウェアのテストに時間を費やしました。まだ全然完成度の高いものじゃありませんけどね。」とカピロッシ

「だから今日はあまりタイヤやセッティングを試す時間がなくて、速いタイムを出す事は全くできていませんが、データはたくさん収集できました。これは今の段階では良くある話ですよ。開発の新しい方向性を探る時に、色々模索するのは普通の事です。」

「明日も天気なら、もっといい結果は出せると思います。」

■ストーナー「もっと速く走れる」

バレンシアに続き、ドゥカティー移籍後の2度目のテストを経験中のケーシー・ストーナーは、ここまでのテストを通じてマシンの性能の高さを実感し、新しいチームの仕事の進め方にも納得がいくとコメントしている。
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「今日はテスト項目の目白押しで忙しかったですね。」とストーナー

「夕方にはいい感じで進歩が見えてきたのでとても嬉しかったです。チームの仕事の進め方にも納得がいきました。まだ新しいバイクにはやる事がたくさんありますが、すごく性能の高さを感じますし、もっと速く走れる自信もあります。」

「とても満足しています。今日の作業をこのまま続けられるように、明日も晴れて欲しいですね。」


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