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2006年11月22日
念願の世界タイトルを獲得したニッキー・ヘイデンは、その記念すべき2006年を少し早めに終える事になった。
ケンタッキー・キッドことレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンは、来週にへレスで行われる今年最後の800ccテストを、肩の怪我の悪化によりキャンセルする。
今シーズンのMotoGPシーンの中で最も衝撃的だったのは、チームメイトのダニ・ペドロサとのエストリルでの衝突劇だが、タイトルを争う上で最も重要だったこの時に、ヘイデンは肩を負傷していた。
チャンピオンの座をかけて戦うバレンティーノ・ロッシとの心理戦に影響が出る事を恐れ、ヘイデンは負傷した肩については大きく公言する事なく、その次戦となったバレンシアでの最終戦にはそのままの状態で挑み、見事に彼にとって初の世界タイトルを獲得する事に成功した。
ここまでに来期に向けての2回のシーズン前テストを終えたヘイデンは、負傷した肩の検査を受けに、彼の母国であるアメリカに現在は帰国中だ。
まだ手術が可能な日程については検討されていないようだが、手術が行われる場合には、ヘイデンが過去の怪我で受けた治療の際に肩に埋め込まれた金属プレートを、今回の手術の中で取り除く必要性が出てくるかもしれないという。
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