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2006年11月3日
2007年シーズンMotoGPクラスへの参戦を公式表明している11チームのライダー体制が全て出そろった。
■ホフマンのダンティーンとの契約更新が完了
現時点において公式な参戦表明を先送りにしているイルモアを除く全てのチームの中で、唯一第2ライダーの公式発表に慎重な態度を取り続けていたプラマック・ダンティーン・チームは、10月23日に同チームとの2007度の契約を発表したアレックス・バロスのチームメイトがドイツ人ライダーのアレックス・ホフマンである事を、11月2日に正式発表した。
MotoGP公式の10月19日の電話インタビューで、同チームへの残留意志を表明していたアレックス・ホフマンは、アレックス・バロスの移籍が先に決定してからは、「バレンシア戦の終了後に決着がつく」と10月24日に自身のホームページに書き込んでいた。
■遅くなったルイス・ダンティーンの決断
しかしながら、バレンシアで予選が行われていた10月28日にチームオーナーのルイス・ダンティーンは、MotoGP公式に対して「ホフマンとの契約更新の可能性はあるが、彼のみが選択肢ではない。スポンサー次第だ。」と述べ、最終戦が終了してもホフマンとの契約については特に触れなかった。
2006年シーズン最後のバレンシア戦でホフマンは転倒し、落ち込みのコメントを述べていたが、今回の発表により、彼は今期に引き続き、2007年シーズンもプラマック・ダンティーン・チームで戦う事がようやく確定した。
■ホフマンは手術後の1月にマレーシアから登場
なお、ホフマンは本日11月3日に、2005年シーズン中の日本GPでの怪我の手術の際に彼の足に埋め込まれた16本のボルトと2枚の金属プレートを、取り除く手術を受ける予定になっている。退院は3日後となり、その後は3週間のリハビリが続くという。
ホフマンがブリヂストンタイヤを履く2007度仕様のデスモセディチGP7(800cc)で登場するのは、来年1月のマレーシアでのメーカー合同テストとなる。
■ホフマン「トップクラスのライダーである事を証明したい」
最終的にバロスの隣のシートを勝ち取ったアレックス・ホフマンは、自分がカワサキ時代に経験したブリヂストンタイヤと、ドゥカティーの800ccマシンに来期は乗れる事について、大きな期待を示すコメントを残した。
「パオロ・カンピノーティ(プラマック・グループCEO)とルイス・ダンティーンとドゥカティーに、今回のチャンスが頂けた事を本当に感謝しています。」とホフマン。
「自分の最大限を出し切った1年間の頑張りの後で、2007年に向けての自分の希望がかない、素晴らしいタイヤとマシンのパッケージとなる期待のシーズンに参加できる事を、大変に嬉しく思います。」
「2007年シーズンの目標も、MotoGPクラスの中で自分がトップクラスのライダーである事を証明する事です。」
「コースに出るのが今から待ちきれませんし、初のテストが楽しみです。」
■ダンティーン「2006年シーズン中は信頼に応えてくれた」
ホフマンとの契約更新を発表したプラマック・ダンティーンのチーム監督であるルイス・ダンティーンは、ホフマンのドゥカティーとブリヂストンの両方の経験が、2007年シーズン中のチームに役立つだろうとコメントした。
「2007年シーズンに向けてニュースが多い中で、アレックス・ホフマンとの契約更新を発表できて満足です。」とダンティーン監督。
「ホフマンは2006年の簡単ではなかったシーズン中に全力をつくして戦い、私たちの信頼に応えました。彼はドゥカティーとブリヂストンタイヤの両方に詳しいので、チームをすぐに正しい方向へ導く事でしょう。」
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