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2006年11月1日
MotoGP250ccクラスを戦うKTMチームが、来期の2名のライダー体制を発表した。今期は250ccクラス参戦2年目となったKTMでランキング4位を獲得した青山博一選手と、125ccクラスのKTMでランキング2位を獲得したミカ・カリオは、チームメイトとして2007年シーズンの250ccクラスを戦う。
■ミカ・カリオは250ccクラスにステップアップ
バレンシア最終戦が終了した10月29日にKTMチームは、青山博一選手が所属する来期のKTM250ccチームに、125ccクラスからステップアップするミカ・カリオが加わる旨を公式に発表している。
なお、今期に青山博一選手のチームメイトだったマヌエル・ポッジャーリは、今後もライダーとしての活動は継続する意志を示しているが、現在も来期のシートは確保できていないようだ。
■KTMは参戦する小排気量の両クラスに日本人ライダーを確保
これで2007シーズンのKTMは、125ccには小山知良選手とフリアン・シモン、および今期にフリアン・シモンが骨折して欠場中に代役ライダーを務めたスイス人ライダーであるランディー・クルメンナッハという3名体制となり、250ccには青山博一選手とミカ・カリオの2名体制という、両方のクラスに日本人ライダーが所属するチームとなる。
■青山博一選手「まだやる事がたくさん」
250ccへのステップが決定したミカ・カリオは、「KTMで2年間の125ccクラスを経て、来年はレッドブルKTMのGP250チームでの新しいチャレンジを始められるのが楽しみです。」と述べた。
また青山博一選手は、バレンシア最終戦を終えた後に「レッドブルKTMに参加して初のシーズンを、ランキング4位で終えられた事には満足しています。まだ来年に向けて達成しなければいけない事が、自分の中にはたくさんあります。」とコメントしている。
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