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飛躍的な上昇を見せるMotoGP開幕戦のテレビ視聴率 |
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2006年3月29日
MotoGPの開幕戦は世界中に放映されたが、日曜日の開幕レースをテレビで視聴した世界の観戦者数が報告に上がっている。
予想通りイタリアの視聴者数は膨大な数値を記録している。6百97万4千人に上る人々が、自国のライダーおよびメーカーであるロリス・カピロッシとドゥカティーの勝利を楽しんだ。テレビ視聴率は34.68%を記録。
興味深いのはさらに高い視聴率を記録したスペインだろう。衝撃的なMotoGPデビューを飾ったダニ・ペドロサによるところが大きいが、テレビジョン・エスパノーラ(TVE)の視聴率は44.2%に達し、昨シーズンのロッシとセテ・ジベルナウの決戦における数値を6%上回った。また、レース中の平均視聴率は48.31%だった。
地元レースで勝利を飾った125ccのアルバロ・バウティスタと250ccのホルヘ・ロレンソの勝利も当然の事ながら視聴者数に好影響を及ぼした事だろう。最終的に、スペインのファンの視聴者数は557万9千人にまで上り、最高視聴率は50.3%に達している。尚、レース当日の1日のヘレス・サーキット観客数は13万1千162人。
イギリスのBBC2の視聴者数は130万人に達した。ピーク時は、昨年のレース全体を通しての平均視聴率よりも30%高い数値を記録し、昨年を3%上回る15.1%の平均視聴率となった。
その他、オーストリアのテレビネットワーク(ATV+)では、昨シーズンの同時期のレース視聴率の2倍の数値を記録している。また、フィンランドのテレビ局(チャンネル4・フィンランド)ではレース時に安定した上昇率を見せ、18%の視聴率を確保した。
アイルランドのテレビ局(RTE)の12.4%も興味深いが、さらにギリシャのテレビ局(ET3)では、彼らの通常の平均視聴率である2.3%を大幅に上回る11.2%を記録している。
これらのデータは、2006年MotoGPシーズンへの注目度の高さと、カタールでの次期レースへの期待の表れと言えるだろう。カタールでの第二戦、コマーシャルバンク・グランプリは4月8日の土曜日、ドーハで開催される。
(記事原文:motogp.com、写真提供:motogp.com)
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