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フィリップ・アイランドに向けたSBKスズキ・ホンダ勢のコメント |
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2006年3月2日 ShoppingOn編集部
先週の白熱したレースに続き、今週末はフィリップアイランドでレースが開催されるSBKだが、オーストラリアに向けてのスズキとホンダのライダーのコメントを紹介したい。
カタールの第2レースを勝利で飾ったアルスター・スズキのトロイ・コーサーにとって、地元であるフィリップ・アイランドには特別な思い入れがあるようだ。
「フィリップアイランドは真のレーサーにとっては激しく走れる面白いサーキットだね。コツがわかれば楽しんで走れる場所なんだ。また、フィリップでセッティングが決まれば、どのサーキットでもベースセッティングとして使えるよ。あそこでの勝利は特別な意味があるし、だからこそ今年も頑張りたいね。」
コーサーのチームメイトの加賀山就臣選手は、カタールでの悔しいレースを振り返り、フィリップへの意欲を示している。
「今年の初戦には少しがっかりですね。だって完走できなかったんだから!自分が先頭を走ってたら友人のノリ(芳賀選手)にあと一周のところで外に押し出されてジ・エンドです。レース2では電気系トラブルを抱えていて、周回ごとに調子が悪くなってリタイアしました。去年のカタールでは1勝できたのに、今年は勝利の女神は微笑んでくれなかったみたいですね。だからフィリップでは復活したいです」
また、開幕レースを誰も予期しなかった勝利で飾った2004年チャンピオン、テン・ケイト・ホンダのイギリス人ライダー、ジェームス・トスランドは、フィリップに向けても自信を隠さない。バイクの調子も良いらしい。
「今年は初戦までにSBKでは仕事が見つからないかと思っていました。」とトスランド。ドゥカティー・ワークスの#1ライダーだった彼にとって、昨シーズン末のドゥカティーからの解雇通達は厳しいものだったに違いない。
「第一レースで勝利できた事は私を信頼してくれたホンダへの恩返しとして格別の意味があります。私の勝利は彼らへの信頼の証です。フィリップアイランドは高速サーキットですが、私のバイクも速いので、良い結果が残せると思います。」
トスランドのカタールでの連続表彰台を予想した人は少なかったのではないだろうか。テン・ケイト・ホンダは今年も速いライダーを獲得したようだ。
もう一つのホンダ・チームであるクラフィ・ホンダでSBKデビューを果たし、ランキング6位というまずまずの成績を残したアレックス・バロスは、GPでも走りなれたフィリップ・アイランドでのレースに闘志を燃やしている。
「フィリップアイランドでのレースは何度走っても挑戦の連続です。」とバロス。
「高速ストレートとコーナーが魅力的な場所です。強風など、天候も大きくレースに影響します。オーストラリア人のライダーと肩を並べるのが今から楽しみです。彼らのホームトラックですし、とても速く走るでしょうね。でも、私は常に勝利を目指します。」
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