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2006年2月24日 ShoppingOn編集部
ドゥカティーワークス(Ducati Xerox)が第一予選後の二人のワークスライダー、トロイ・ベイリスとロレンツォ・ランチのコメントを公表したので紹介したい。
華麗なるSBK復帰を遂げ、本日ウェット路面で2位のレジス・ラコーニを1秒以上つき離したトロイ・ベイリスは以下の通りコメントしている。本人としては予期した結果だという。
「正直、今日の先頭に立てた事はそれほど驚いていませんが、ピレリのレインタイヤを試したのは今回が初めてだったので、それについてはとても満足です。バイクの調子も良かったですね。テストで最初に試した基本セットアップを今でも使っています。リアタイアにはインターミディエットを使ったので、終盤はもう少し速く走れると思ったのですが。」
「もう少し長くコースに出れていれば良かったと思います。ただ、セッションの3分の2の割合で使用していたタイヤに比べて、硬めのレインタイヤには良い感触は得られなかったのでそちらをあまり使えませんでした。全般的に見れば良い結果に結びついて良かったと思いますが、週末には雨が止んでドライで走れる事を期待しています。」
また、今年のベイリスのチームメイトは優秀なイタリアンライダーのロレンツォ・ランチだ。期待のイタリア人がイタリアンバイクに乗るという事で、イタリアのメーカーであるドゥカティーのワークスはチーム今期大いに盛り上がっている。ランチは、今日はあまりプッシュしたくなかったと言う。
「初日の今日はあまりハードにプッシュしたくありませんでした。明日は確実に晴れますからね。もちろん、これは世界チャンピオンシップですから、どんな状況でも速く走らなければ言い訳と変わらないかもしれませんが、初日から無茶をしてクラッシュしても仕方ありません。」
「今日のコンディションは難しかったですね。むしろ完全なレインの方が中途半端なウェット路面よりは速く走れるんです。ですから今日は慎重に路面状況をゆっくりと確かめる程度になりました。」
「終盤は乾いた路面が見えてきたので少しプッシュしたのですが、一部はとても滑りやすくなっていましたので、結局あまり誰もタイムを上げる事はできなかったと思います。他のライダーと異なり、私は午前のセッションをキャンセルしていますし、今日はあまり調子が良かったとは言えません。でも明日はいけると思いますよ。」
今シーズンはドゥカティー・ワークスは思い通り去年の雪辱を果たす事ができるだろうか。現地時間の明日、2月24日のドライコンディションが楽しみである。
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