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2006年2月17日 ShoppingOn編集部
天気に恵まれなかったセパンでの3日間、ダンティーンプラマックチームは作業を思うように進められず、予定していた多くのテストを次のスペインに持ち越したようだ。
テスト最終日、2分4秒1の自己ベストを記録してトニー・エリアスに続く14番手のアレックス・ホフマンは、初日はほとんどテストが出来ない状態だったらしい。セテ・ジベルナウと同様に腹痛を訴えクリニックにかかっている。
「本当にこの3日間は思うように行きませんでした。」とホフマン。
「初日は全くついておらず、たった15周しか走れませんでした。腹痛でクリニカ・モバイルに行ってたんです。」
「2日目はいいセッティングを見つけるのに手間取って、予定のテストが出来ませんでしたし、午後には雨で中止になってしまいました。」
「3日目は朝9時から走る準備をしていましたが、路面が濡れていて11時半まで待つよりほかありませんでした。そこから2時間テストをして、調子が上がった途端にまた雨で中断です。16時半以降に更に8周走りましたが、予定のテストを終えるには時間が足りませんでした。ただ、充分なグリップが得られない中で自己ベストを更新できたのはうれしいです。今日は多くのライダーがタイムを上げていませんから。」
「全く満足できない3日間となり本当に残念です。トップライダー達との差を縮めることは出来ましたし、正しい方向に進んではいますが、まだ多くの作業を続けなければなりません。」
2日目に2分4秒6の自己ベストを記録したものの、最終日はその記録を更新できず、2分4秒82の16番手となったホセ・ルイス・カルドソは悪天候でテストがあまり出来ず残念だと次のように述べている。
「今日は天気が悪く、コースが湿っていたので走行距離が伸びませんでした。多くのテストを行う予定だったので本当に残念です。本来であれば、フレームとサスペンション、特にタイヤのテストを行うつもりでした。」
「初日はいろんな電気系のテストを行って改善が進みました。リズムもバイクの感触も良くなりましたが、それでもまだトップライダー達にはかなりの差をつけられているので、更なる努力が必要です。2日目は幾つか問題がありましたが、午後に雨が降り始める前には自己ベストを更新することが出来ました。」
「次のテストはスペインです。シーズン開幕の為に懸命に準備を進めたいと思います。」
技術チーフであるアンドレ・ロージェは、初日はセッティングに手間取ったものの、2日目に加えた大きな変更でいい方向に向いてきたと述べている。開発に苦戦している感のあるダンティーンチームだが、次のスペインに向けて明るい兆しがみえてきたようだ。
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