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2006年2月17日 ShoppingOn編集部
スポンサーも決まり、良いニュース続きのチームロバーツだが、今回のセパンでのテストにおける新型シャシーの性能にも満足した様子だ。
シャシーの開発はすでに第3ステージにあり、1月のセパンに持ち込んだ3ヶ月足らずで製作したというマシンからは、かなりの進化を遂げている。また、チームはすでに別の新しいシャシー開発を、イギリスのレース場で行っているという。
本日は32周回を終えて、あまり雨のコンディションでは走らないケニー・ロバーツ・ジュニアのタイムは2分04秒30。二日目に記録した2分02秒95を更新するには至っていない。雨の為、昨日ジュニアが話していたリアタイヤのテストは進まなかったようだ。ジュニアは言う。
「今日は新しいリアタイアを試す予定でしたが、雨で全くテストができませんでした。ミシュランとは多くの作業を共にしており、彼らが新開発した製品を試したかったのです。」
「ここでの作業は今後の希望に繋がりました。持ち込んだパーツは上手く機能しました。さらにセパンとフィリップのデータを解析して、バルセロナには新しいシャシーを持ち込む予定です。」
また、父のケニー・ロバーツ・シニアは、今回の雨にテストが中断された事を非常に残念に思っているが、ここまでのマシンの開発状況には大満足の様子だ。
「とにかく凄いね。こんなに嬉しい事はない。」とシニア。
「今回は改良版シャシーの最初のテストだったが、期待した通りの性能をすぐに発揮してくれた。雨に中断されたのは残念だが、何もかも前向きだね。別のスイングアームをテストしようとした時に雨が降ったのが実に悔やまれる。」
「我々のバイクについての理解は相当深まったと思う。ここでの経験を活かした新型シャシーをバルセロナには持ち込むつもり。シャシーは今準備中だ。」
昨年までの、半分やる気をなくしたかのように見えたシニアとはまるで別人だ。これはジュニアにも同じ事が言える。
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