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めげないメランドリと母国テストに期待のエリアス
2006年2月17日 ShoppingOn編集部

今シーズン最後の冬季テストの初日、3日間を通しての最速ラップを刻んだマルコ・メランドリだったが、3日目の今日(2月16日)は天候に邪魔される形となり、思うようにタイムを伸ばせなかったようだ。しかしながら、フォルツナホンダのライダー、マルコ・メランドリとトニー・エリアスの今シーズン開幕に向けて前向きな姿勢には何も変わりがないようだ。

最終日に55周回を終えてのマルコ・メランドリのベストタイムは2分03秒00だった。これは本日12番手のタイムであり、初日に記録した2分01秒65よりも1秒35遅いタイムである。しかしメランドリは特に今回のタイムを気にする様子はない。フィリップ・アイランドの二日目の雨でもそうだったが、メランドリはどのようなコンディションでも自身の学習材料として活用する姿勢を忘れない。

「今日は良かったですよ。以前よりもマシンについての理解が深まりました。雨そのものは残念でしたが、お陰で異なるコンディションのセッティングを解決できましたし、悪い要因になりそうな問題を幾つか取り除く事ができました。」

「今回のテストで今後に期待が持てました。今まで試した事を最終的に確認できるバルセロナのIRTAテストが今から楽しみです。今度は晴れるといいですね。」

メランドリのチームメイトのスペイン人、トニー・エリアスは、本日35周回を終えてのベストラップは2分03秒62だった。彼も今から母国のスペインで行われるIRTAテストを楽しみにしているようだ。

「今日の朝到着した時には、雨でテストが出来ない状態でした。予定していたタイヤのテストが出来なくなり困りましたね。今までとは違うバイクの挙動を試す上で重要なテストだったのですが。」

「初日と比べるとバイクは格段に良くなりました。次回のバルセロナでは晴れて欲しいですね。フィリップ・アイランドとセパンでは良いテストの方向性を見出しましたが、今回はちょっと雨が多すぎました。」

「現在はまだ自分の望むベストな状態とは言えませんが、バルセロナでのテストには希望が持てます。母国サーキットですから、間違いなく良い感触が得られるでしょう。」

 
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