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玉田選手「短期間で開発は進んだ」
2006年2月17日 ShoppingOn編集部

マレーシアでの冬季テスト最終日の今日2月16日、セパンサーキットは再び雨に見舞われ、ドライコンディションはたったの20分程度だったようだ。

あまり雨の中を積極的に走る印象のないコニカ・ミノルタの玉田誠選手だが、本日は28周回という少なめのラップ数を終えて、2分02秒87を記録した。これは最終日の11番手タイムであり、RC211Vの乗り手としてはダニエル・ペドロサ、ニッキー・ヘイデンに続く3番手だ。

今回のセパンで予定されたいた3日間テストスケジュールは、結果として半分の時間しか取れなかったが、玉田選手もチームも、2006年のRCV211Vパッケージには満足したようだ。

「天気は思い通りにいかないものですね。」と玉田選手。

「今日予定していたテストを終えられなくて残念です。殆どを次回のスペインに持ち越す事になりましたので、今後の計画を慎重に検討します。」

「今年2回のテストを通して言える事ですが、今でも新しいRC211Vからは好感触が得られており、短期間で戦えるレベルに持ってこれましたから、今回の開発の方向性は正しそうです。」

また、コニカミノルタ・ホンダチームの技術監督であるジュリオ・ベルナルデッレは、他のミシュランを履くライダーと玉田選手を比較しての感想を述べている。

「マレーシアの3日間で、新しいRC211Vの基本となるセッティングを済ませる事ができました。これまで引き出せたマシン性能と、分析したデータに見られる本来性能の高さは、私たちの自信に繋がるものです。」

「残念ながら、予定していたタイヤテストは雨により実施できませんでした。しかしながら、今回ミシュランを履いて走った他のライダーとマコトのタイムを比較してもそれほど遜色がありませんので、シーズン開幕に向けてより競争力の高いマシン開発ができる事は間違いないと思います。」

 
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