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2006年2月16日 ShoppingOn編集部
マレーシア・セパンでのテスト2日目は、気温34℃、路面温度53℃のとても暑い一日となった。また午後3時には昨日同様雨が降り始めフォルツナの2人のライダーはテストを中止せざるを得なかったようだ。
本日37周回を終えて2分2秒65と昨日より1秒もタイムを落としたマルコ・メランドリは、朝の走行中に転倒を喫している。幸い怪我には至らず元気な様子だが、満足出来ない一日だったらしい。
「ついてない一日でしたね。」とメランドリ。
「今朝は直線に入る前の右高速コーナーで転倒してしまいました。怪我は無かったのですが何故転倒したのか原因が分かりません。転倒した時には加速中だったので、変だと思いデータをチェックしましたが、計測結果は全て正常でした。」
「今日はとても暑い一日でした。この厳しい気象条件でもマシンは昨日より調子が良かったので、雨に午後のセッションを中断されて残念です。」
「明日はタイヤのテストを中心に行う予定です。ミシュランはテスト用のタイヤを幾つか持ってきてくれているので、新しいタイヤでマシンの感触を確かめられる大切なテストになると思います。」
一方、トニー・エリアスは41周回で2分2秒62と前日のタイムを0.89秒更新し、玉田選手に次ぐ10位をマークした。昨日は満足がいかない様子だったエリアスだが、ミシュランの技術者と一緒にテスト行うことで自分のリズムが良くなって来たと次のように前向きなコメントをしている。
「今日のセッションにはとても満足していますが、3時に雨が降り出して午後のテストが中止になったのがとても残念です。」
「マシンの重量バランスに問題があったので今朝は重量配置の改善に取り組みました。色々試した結果、マシンの感じはとても良くなりましたし、その後ミシュランの技術者と一緒に行ったタイヤテストのお陰でバイク全体の調子が上がりました。同時に自分のリズムも良くなり満足です。」
「午後にはミシュランの新しいタイヤを使ったテストが予定されていたのですが、ひどい雨で中止になってしまいました。明日はタイヤのテストを続けるつもりです。ミシュランの技術者と一緒にテストを行う事は私にとって非常に重要です。まだタイムを上げる自信はあります。」
フォルツナチームの最終日はタイヤのテストが中心となりそうだ。
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