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2006年2月15日 ShoppingOn編集部
テスト2日目となる今日もセパンは午後から雨となった。午前中は明るい日差しが照りつけたものの午後3時には激しいスコールに見舞われ、ドゥカティーチームは3時半にテストを切り上げることとなったようだ。
ロリス・カピロッシは晴れ間を利用してエンジンとタイヤのセットアップを行い、50周回を終えて2分1秒87と中野選手から0.79秒遅れの2位を記録した。今回のセパンテストは、今年の冬期テストの中で唯一同じサーキットでのデータ比較が可能な為、カピロッシは出力伝達システムとエンジンブレーキのセットアップを精力的に行い、そのデータ集めに余念が無かったようだ。また1月のテスト結果を開発に反映したブリヂストンタイヤにはとても満足しているようで、満面の笑みで次のように話している。
「今日は本当にいい一日でした。午前中はシャシー、エンジンマネージメントシステム、エンジンブレーキのセッティングを行ったのですがとてもいいものに仕上がりました。」
「ブリヂストンが持ってきてくれた新しいリアタイヤにとても満足しています。レースタイヤは本当に進歩していますよ。」
「明日はスコールが無ければ長距離走行を行ってタイヤの耐久性を確かめるつもりです。とは言っても今日のテストでもいい結果は出ているんですけどね。」
一方セテ・ジベルナウは、昨夜腹痛を訴え眠れない夜を過ごしたらしい。今朝は一旦サーキットに姿を現したものの少し走るとホテルに戻って休養している。午後には痛みを押してコースに戻って来ているが、今度はスコールに見舞われてテスト終了となってしまった。とは言え、今日のタイムは17周回で2分2秒87と自身の昨日のタイムを0.64秒更新してメランドリに次ぐ12位のタイムを記録している。
「昨日は一睡も出来ませんでしたが、どうしてもテストがしたくて朝早くサーキットに来たんです。」とセテ。
「2、3周走ったら本当に体調が悪くなってしまったので、ホテルで休むことにしました。」
「気分は良くならないまま午後3時にはコースに戻りましたが今度は雨です。今日はついてないですね。まだ多くの作業が残っているので、明日には体調が回復する事を望みます。」
ドゥカティーチームは、最終日の明日こそは一日天気がもってテストスケジュールをこなせることを願っている。
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