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2006年2月15日 ShoppingOn編集部
LCRホンダのMotoGPルーキーとしてRC211Vを駆るケーシー・ストーナーだが、今年2度目となるセパンでの冬季テスト初日を午前中しか走る事ができなかった。ストーナーは先週母国のオーストラリアでのトレーニング中に肩を強打しており、この痛みから、本日は午後のテストを断念して医療センターで検査を受ける事になった。
検査の結果はまだ公表されてはいないが、明日の朝は再度医療センターで診断を受け、2日目以降のテスト継続是非を判断するらしい。なんとか無事に済んで欲しいものだ。
ストーナーは13週回で走行を断念し、初日のベストラップはTECH3ヤマハのカルロス・チェカと並ぶ本日9番手タイムの2分03秒40を記録。これはストーナーの状況を考えれば決して悪くないタイムと言えるだろう。本日彼のコメントは公表されていない。
今期よりもう一つのホンダチームとなったチームロバーツだが、今回も先日のフィリップ・アイランドに引き続きRCV5気筒エンジンを搭載するシャシーのセッティングに余念がないようだ。
初日は難しい路面コンディションの中、チームロバーツが新開発した最新のシャシーを持ち込み、本日の20人中13番手タイムとなる2分03秒58を記録した。好条件の前回のセパンでの2分03秒40には及ばなかったものの、絶対的な性能比で見れば明らかに進歩していると言えるだろう。
ケニー・ロバーツ・ジュニアは初日の結果に満足しているとし、以下の通り語った。
「初日の滑り出しとしては好調ですね。2分03秒台の中間を記録できたのは悪くないと思います。前回のテストの終盤にはリアショックに若干の問題があったので、新しいスイングアームとリアショックを導入してみる良い機会になりました。」
「前回ここで使用したフレームと比較すると、コーナーがよりスムーズに曲がれるようになり、進歩の後が見られます。」
「今もラップタイムは悪くないので、これから最終日に向けての自己ベストタイムを設定したいと思います。今朝の早いうちは他の殆どのライダーが速かった事に大変興味がありますね。」
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