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2006年2月15日 ShoppingOn編集部
先週のカタールでのテストを終えたばかりのバレンティーノ・ロッシとコーリン・エドワーズは、YZR-M1の開発をさらに進める為マレーシア・セパンサーキットに再び戻ってきた。
テスト初日の今日は、二人共、以前から悩まされている小さな振動の問題に多くの時間を費やし、タイムを上げることは二の次としていたと言う。とは言うものの今日の非公式タイムの順位は、コーリンが3位、ロッシが5位と両ライダー共にトップ5に入る好タイムを記録している。
54周回を終えて本日トップのマルコ・メランドリに0.35秒差の2分2秒00を記録したコーリンは、今日はタイムにはあまり拘らなかったようだ。
「本当に暑くてぐったりだね!」とコーリン。
「初日はチャタリングの問題に取り組んだのと、フロントフォークの微調整を行って全体的にはうまくいきました。フロント周りの新しいセッティングも午前中に行いましたので、これで問題が解決される事を祈ります。」
「正直なところラップタイムにはそれ程こだわっていませんでしたが、いいタイムを出せたので最高でしたね!」
「バイクは1月時点より良くなっていますし、ミシュランとヤマハが提供してくれるパーツも数段優れています。カタール以降は自信を持ちましたよ。特にフロント周りが良くなったと思います。」
「全てが良好です。後2日間をかけて、出来れば必要な最終調整を全て終わらせてしまいたいですね。」
コーリンと同じく54周回を終えて2分2秒20のタイムのロッシは、カタールでも悩まされた振動の問題に引き続き取り組んだと以下のようにコメントしている。
「今日は前から起きているバイクの振動(バイブレーション)の解決に努めました。以前とは異なるセッティングも試し、重要なデータを多く収集できたと思います。今回のデータを残り2日で試せる事が今から楽しみです。問題は必ず解決出来るでしょうし、一度改善が済めばマシン本来の性能をフルに引き出せると思います。」
「ヤマハは素晴らしい仕事をしてくれていますし、マシンの性能も非常に高いです。今年のM1は去年に比べて大きく進歩していますので、唯一の問題であるこの振動が解決すれば問題はなくなるでしょうね。」
チーム監督であるダビデ・ブリビオも、ずっと解消されずに残っている振動の問題にチームを挙げて取り組んでいるとし、明日も引き続きデータ収集と様々なセッティングを試す予定だと述べている。
厳しい気象条件の中、ヤマハチームの試行錯誤は明日も続きそうだ。
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