玉田誠選手「やっとセパン」
2006年2月14日 ShoppingOn編集部

先日のオーストラリア、フィリップアイランドでのテストから約2週間が過ぎ、コニカミノルタホンダチームにとって今年2度目の冬季テストがマレーシア、セパンにて2月14日から3日間続く。玉田誠選手は現在すでにマレーシアに到着している。

どのチームにとっても今回のセパンが、スペインでのIRTAテストを迎える前の最後の準備だ。マレーシアでの3日間は、シーズン中に使用するバイクを仕上げ、入念なチェック作業を行う事になる。

玉田選手はフィリップアイランドから今日のセパンまですっかり待ちくたびれた様子だ。

「まだ多くの仕事が残っていますから、早くRC211Vに乗りたかったです。フィリップアイランドは2日目が雨でしたから、予定の仕事が全部終っていないんです。

ここでは良いデータを技術スタッフに提供できるように集中して走り込むつもりです。過去4年間の経験から、今シーズンのベースとなる情報とデータがありますので、それを元に作業を進めます。

きつい作業になるでしょうが全く気になりませんよ。良い結果が得られると信じています。」

コニカミノルタホンダの技術監督、ジュリオ・ベルナルデッレは、セパンのコースレイアウトは開発に最も適しているとし、自信の程を述べている。

「マレーシアは前回のフィリップアイランドとは全く異なるテスト環境です。独特の高温、二本のロングストレート、および頻繁にローギアを使用しての加速が必要なレイアウトは、バイクの性能を最大限に引き出すチューニングを施す上で大変に有利な環境です。

初日は2006年型フレームのセッティングから開始し、二日目以降はミシュランタイヤの新素材をテストしながら、さらに煮詰める予定です。今回の3日間は、2006シーズン序盤を戦う上でとても重要になります。

今シーズンでの活躍に向けて、マコトは心身ともに万全な状態にあります。誰が見ても仕事を開始するのに最高の状態と言えるでしょう。」

WCMが噂どおり2006年の参戦を断念するのであれば、今年2度目となるマレーシアでのテストに今回初めて参加するのはTECH3ヤマハのカルロス・チェカと玉田誠選手だけである。出遅れた感のある二人がどこまでタイムを伸ばせるか注目してみたい。

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