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2006年2月4日 ShoppingOn編集部
スズキチームはプレシーズン2回目のテストの為、今週末にカタール・ドーハに程近い熱い砂漠のロサイル・サーキットに移動する。
1ヶ月後に始まる2006年シーズンを前に、熱く時には砂ぼこりが舞い上がる5.38kmのサーキットで、スズキの新型GSV-Rマシンはその進化を見せ付けることになりそうだ。
ジョン・ホプキンスとクリス・バーミューレンの二人のライダーは、ブリヂストンのレースタイヤのテストを予定しているようだ。ブリヂストンは、今回のテストの為にフロント、リア共にコンパウンドと仕様を新しくしたタイヤを用意しているらしい。コースの表面が元々すべりやすく、高い気温が予想されるサーキットで標準タイヤの限界を見極められるとしている。
チーム監督であるポール・デニングは、カタールの極限の気象条件がテストに好都合だと次のように述べている。
「セパンでの前回のテストでは、短い時間でやれる限りを尽くして懸命に作業を行いました。新型GSV-Rの耐久性と安定性の改善を目指したテストを行うと同時に、ベンチマークテストも実施していたのです。新マシンは旧マシンより速くなりましたし、シャシーも扱いやすくなっています。多くの点で新型マシンは素晴らしいですし、セパンで経験した初期につきものの問題も今回のテストで解決できると思います。」
「ロサイルは、その極限の気象条件の為マシンやタイヤのパフォーマンスを確かめる上で格好の場所です。これまでに2回カタールでレースを行っていますが、テストをするのは初めてです。この3日間で得られるデータは、チームとブリヂストンの進歩にとって非常に重要なものになると思います。」
スズキチームは、今回のカタールでの3日間、それに続くマレーシアで3日間のテストを済ませると、いよいよ3月のMotoGP公式テストの為ヨーロッパに向かうことになる。
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