ダンティーンチーム、ダンロップに明るい兆し
2006年2月3日 ShoppingOn編集部

オーストラリア・フィリップアイランドでの3日間、ダンティンプラマックチームは、デスモセディチGP06とダンロップタイヤに合ったセッティングを見つけるのに苦労しつつも、徐々にその成果を上げ始めているようだ。

フィリップでの二人の自己ベストタイムは期せずして同じ1分32秒4を記録した。

初日に25周回を終えたところで転倒し、肘を怪我したアレックス・ホフマンは、二日目は大事を取って休んだが、最終日は100%の体調ではないもののサーキットに戻ってきた。3日間を通してのテストの進み具合について次のように語っている。

「テスト初日に25周回を終えたところで転倒し、肘をかなり強く打ってしまいました。 二日目は雨が降り続いていましたし肘の状態も良くなかったので、テストを取りやめて休養に当てました。最終日も体調は100%の状態ではありませんでしたが、タイヤやマシンについて新しい情報をたくさん集めることが出来て良いテストになりました。」

「最終的にレースタイヤで1分32秒4のタイムを出せてうれしかったです。まだまだ改善すべき点は多いですが、その方向性はもう分かっています。」

「去年から全てが良くなってきています。ダンロップも進化し続けていますし、私達も今回新しい情報を渡すことが出来ました。次にオーストラリアに戻ってくる時には、マシンとタイヤは完全にしっくりくる状態になっていると思います。今はテストを重ねる時ですし私には自信があります。」

また、スペイン人ライダーであるホセ・ルイス・カルドソは、テスト期間中にタイムを徐々に上げることが出来たと最終日に次のようにコメントしている。



「フィリップアイランドでの3日間のテストで、マシンについて様々なことが分かりチームも私もうれしいです。問題無く多くの周回を重ねることが出来ましたし、二日目にはウェットコンディションでのテストをする機会にも恵まれました。タイムもトップとそれほどかけ離れていません。」

「ドライコンディションの今日は0.5秒ほど自己ベストタイムを更新できましたし、それに近いタイムを安定して出すことが出来てよかったです。」

「今回は、ダンロップに新しいデータを渡して作業が進むようタイヤのテストをたくさん行いました。マシンの改善が進んできたおかげで、レースタイヤで1分32秒4の自己ベストタイムを出すことが出来ました。」

今後はヤマハのチェカもダンロップタイヤの開発に加わると噂されている。次のマレーシアセパンでのダンロップタイヤの進化にも、注意をよせる必要がありそうだ。
(写真は1月24日のセパン)

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