ケーシーは好調。シニアは心残り、ジュニアは満足
2006年2月2日 ShoppingOn編集部

ホームグラウンドでのテスト最終日を迎えたLCRホンダのケーシー・ストーナーは、コースアウトしてグラベルに入ってしまうアクシデントがあったものの、終始明るい様子でテストを行っていたようだ。

3日目の今日、初日のタイムには届かなかったものの1分31秒13の7番手タイムを記録したケーシー・ストーナーは次のように述べている。



「今日は安定して周回を重ねることができました。ホームトラックでとてもいいタイムを出せたのでうれしいです。」

「新しいタイヤを装着して走った時は、残念ながらコースアウトしてグラベルに入ってしまいましたが、全体的にはとてもいい結果を出せた一日でした。」

また、チーム・ロバーツのKR211Vは3月26日のヘレス開幕戦に備えて着々とその進化を遂げている模様だ。

ケニー・ロバーツ・ジュニアは、ホンダエンジンを積んだ新しいシャシーを使って、コンスタントに速いラップタイムを出し続けたらしい。今日は1分31秒64を記録している。

チームオーナーであるケニー・ロバーツ・シニアは、マシンの進化について次のように語っている。

「マシンは少しずつ進化しています。セパンで発生していた問題もフィリップアイランドでははるかに少なくなりました。昨日は雨の為にテストをする時間がありませんでしたが、何をすべきかは分かっています。」

「このプロトタイプマシンは、コーナーへのブレーキングと飛び込みに問題があります。シャシーについてはさらに剛性を増す必要があるので今もそれに取り組んでいますし、次のセパンまでの2週間も同じ努力を続けます。」

「ジュニアの今日のタイムは良かったです。レースタイヤではトップからわずか約0.5秒遅れの5番手のタイムでした。」

「チームとしてはもっと作業を進めたかったので少し心残りですが、ジュニアはマシンの進歩に満足していますし、実際今日の彼は速かったですね。15周回を終えたあたりから、コンスタントにいいラップタイムを出していました。」

次のマレーシアまでに、KR211Vがどこまで進化するかに注目だ。

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