メランドリはテストに満足。エリアスは方向性を掴む
2006年2月2日 ShoppingOn編集部

天候が回復したオーストラリアテスト最終日、フォルツナ・チームにとっては実りある一日となったようだ。

マルコ・メランドリは、今日はほとんどコースに出たままで133周回をこなし、ホンダ勢の中では最速タイムの1分30秒60をマークした。昨日の雨で中断していたテストスケジュールを精力的 にこなしたメランドリは、

「今日は天気が素晴らしかったので休み無くテストを行いました。やるべきことがたくさんありましたが、133周回を走り終えた今は満足しています。」

「レースタイヤで良いリズムをつかむことが出来ましたし、バイクの調子もとても良かったです。多くのタイヤをテストすることもできました。」

「いい気分でフィリップアイランドを後に出来ます。私達は正しい方向に向かっていると思いますし、次のテストが楽しみです。」

また、トニー・エリアスは、彼にとって初めての経験となるRC211Vマシンに適応すべく様々なセッティングを引き続き試していたようだ。91周回を終えて1分32秒15の自己ベストを記録したエ リアスは言う。

「新マシンに馴染めるようセッティングを続けています。気に入らなかったセッティングを止めて新しいものに変えてみたところ、今日は前進することが出来ました。マルコのセッティングも 試してみました。その結果いい感触を得ましたし、セッティングの方向性は分かりました。」

「まだ私にぴったり合ったセッティングは見つかっていませんし、フロントの感触も改善する必要があります。次のテストがマレーシアでうれしいです。そのサーキットなら重要なデータが揃 っていますから。」

フォルツナ・ホンダチームは明日ヨーロッパに戻り、来たるべきシーズンに向けて準備を進めるようだ。次のテストは11日後にマレーシア・セパンで開催される。



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