|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2006年2月2日 ShoppingOn編集部
本日2月2日のオーストラリアにおけるテスト最終日、玉田誠選手とコニカミノルタチームは、新型RC211Vのセッティングを戦略的に実施したようだ。様々なセッティングを何度も試し、データ集めに余念がない。
二日目とは異なり好天に恵まれた今日、気温25度、湿度55%、路面温度はほぼ40度という正にテスト日和と言えるコンディションだ。
今日のチームのテスト目標は、少しでも多く新型バイクの挙動を記録し、本シーズンに向けて役立つデータを可能な限り多く集める事だ。玉田選手は本日45分間のみ休憩し、それ以外は精力的に走行を続けた。全91周回を終えてのベストラップは1分31秒77。これはカワサキで戦うルーキー、ランディー・ド・プニエと全く同じ9番手タイムだ。冬休み中にリフレッシュされたと玉田選手は以下の通りコメントした。
「今日の仕事は完璧に満足のいくものです。今日はデータを集めるのには最適のコンディションだと思いましたし、多分次回のセパンでも今日程のテスト日和に恵まれる事はないでしょうから出来るだけ多くのデータをかき集めました。」
「たくさん走りましたね。まだ2006年型RC211Vの理想的なセッティングにはほど遠いかもしれませんが、今でもバイクの感触は安定していてどんどん良くなっていきます。」
「ここまでの方向性は正しいと思いますし、自分の体調も去年の冬に日本で最高のコンディションまで高めていますから非常に満足できています。長い冬休みになりましたが、完全にリフレッシュされたので何でも前向きに取り組めます。」
また、コニカミノルタチームのテクニカルディレクターであるジュリオ・ベルナルデッレも、今日の結果には満足がいったようだ。ベルナルデッレは言う。
「玉田選手は今日、新しいバイクで400km以上もの距離を走りましたし、私たちも一日中総じて仕事が順調に運びました。火曜日から続けてRC211Vのチューニングを続けていますが、今日の午後はミシュランのフロントタイヤのテストをいくつか開始しました。非常に多くの情報を収集する事ができましたので、これから多くの部分を開発するのに役立てられると思います。」
「2006年型のエンジン・フレームパッケージは、ライダーにとって非常に走りやすくなっている事がこれまでに分かっています。さらに細かく微調整を継続していく必要はまだありますが。」
「ここで計画していた作業の実績にはとても満足しています。これで最初のデータは入手できましたので、誠選手が今の良好なコンディションを活かして実力を最大限に発揮できるように私たちは努力を続けます。」
冬季の厳しいトレーニングの成果を玉田選手が発揮するのはおよそ10日後のセパンだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|