|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2006年2月1日 ShoppingOn編集部
今年のレプソルホンダチームは相変わらず元気が良い。フィリップアイランドでのメーカー合同テスト二日目の本日、2月1日は午前から大雨だが、ニッキー・ヘイデンは朝早くからコースに飛び出している。レイン・セッティングへの意欲に燃えているようだ。
ニッキーは雨天の47周回を走り、1分42秒62を記録した。気分良く走れたと上機嫌のニッキーはコメントする。
「今日はバイクのセッティングをたくさん変更し、高速コーナーにあわせて一般的なレインセッティングを施しました。雨の中は基本的に気分良く走れますね。」
「去年のレインセッティングを今回のバイクにも試してみました。あまり多くのレインタイヤを今回は持ち込みませんでしたが、それでも多くの周回を調子良く走れたと思います。」
「今回集めた雨天用のデータは役立つと思いますが、まだ多くのメニューが残っていますので明日は晴れて欲しいです。」
ニッキーのチームメイト、MotoGPルーキーのダニエル・ペドロサも、朝からウェット走行を開始したが、11周回目に他のルーキーたちと同じく1コーナーの出口付近で転倒してしまったようだ。けれども昼食後にはすぐに走行を再開しており、午後には21周回を追加走行しているので怪我の心配は全くないようだ。ペドロサの雨の総周回数は32週、その中のベストラップは1分44秒87だ。テスト終了後、ペドロサは以下の通りコメントしている。
「今日は一日中雨でしたね。今日は無理しないようにテストを始めて、気分良く走れているつもりが突然1コーナーの出口でクラッシュしてしまいました。運よく怪我はなかったのですぐにテストを再開する事ができました。」
「あまり多く周回を重ねる事はできませんでしたが、少なくとも上達はしていますし、クラッシュとレインセッティングの経験をする事もできました。」
「今日の自己ベストはあまり速くありませんね。でも転倒後の走行だった事や32周回しか走ってない事を思えば今日は上出来です。もし明日も雨なら、もっと良い感触を得ながら満足いくラップタイムを得る事に集中したいと思います。」
レプソルホンダチームのマネージャー田中誠氏は、二人の今日の走行を振り返って以下の通り語った。
「ダニーは中間のセッションで転倒してしまいましたが、怪我がなくて良かったと思います。ダニーはまだMotoGPマシンの経験がそれほどある訳ではありませんから、マシンのパワーを雨の中でコントロールするのは難しい面もあるでしょうね。そういう意味では、今日は彼にとって良い経験になったと思います。」
「予定の仕事がこなせるように明日は晴れると良いですね。ニッキーも今日は良い仕事をしてくれました。過去2年間の彼は雨が嫌いだった筈なのに、今は雨の中を気分良く走れるそうです。」
明るく前向きなニッキーと堅実で天才肌のダニー。実は二人はまだあまり口を聞いていないようだが、なかなか良いコンビに思える。
|
|
|
|
|
|
|
|
|