玉田誠選手「新マシンのポテンシャルは高い」
2006年1月31日 ShoppingOn編集部

コニカミノルタチームは、冬期テスト初日をオーストラリア・フィリップアイランドで迎えた。

気温22度、湿度50%、午後には路面温度が41度に達するとても良い気象条件の元でチームは作業を進めた。テスト初日の今日は、タイヤは去年のものを使い、サスペンションのセッティングから開始している。

テクニカルディレクターである、ジュリオ・ベルナルデッレによれば、新しいRC211Vは、去年からかなりの進化を遂げており、シャシーとサスペンションについてはセットアップすることで大きな可能性があるようだ。

マシンのセッティングの容易さについても触れており、調整するとマシンが敏感に反応するのでメカニックにとっても作業しやすいマシンとなっているらしい。

3ケ月間RC211Vから離れていた玉田選手は、ジュリオ・ベルナレデッレも認めているように身体トレーニングが万全の状態で初日に臨み、64周回で1分32秒40のタイムを記録した。

玉田選手は、新マシンの感触に満足して次のようにコメントしている。

「RC211Vに再び乗れ、またシーズンに向けて他のライダーの仕上がりも確認できてうれしいです。チームと合流して、その暖かさと、メンバー全員がその技術を発揮しあえていることに感謝しています。」

「新しいマシンは、驚くほど快適です。ホンダのメカニックの人からマシンの進化に関して知らされましたが、そのポテンシャルは明らかに高いものです。」

「今日は自分のペースで調整を進め、自然にタイムも上がってきました。今年のRC211Vは、とても良い感触です。」

二日目となる明日の玉田選手のタイムも楽しみである。

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