WCMライダーは未定。ビアッジSBKフル参戦不可？ 2006年1月31日 ShoppingOn編集部 FIMの発表した2006年MotoGPの暫定リストにWCM Bimotaのライダーとして名前を掲載されたジェレミー・マクウイリアムスだが、英国crash.netおよびBBCの伝えるところによると、マクウイリアムス本人は名前の掲載を完全には承諾していなかったようだ。 WCM Bimotaのもう1人のライダーであるジェイソン・ペレズも暫定リストに自分の名前がある事を知って驚いていたが、どうやらジェレミー・マクウイリアムスも同じ状況らしい。 「リストに名前を掲載させて欲しいと懇願されましたが、私がMotoGPに戻るかどうかはまだ決まっていません。」 「今年はMotoGP以外にも色々な話が来ています。アメリカで続けるいくつかのテストも残っています。どこに進むのか、落ち着いて考える必要はありますね。」 一部の噂では、BMWが2007年からMotoGPに参戦する為の800ccマシンの開発テストをジェレミー・マクウイリアムスに託しているとも囁かれているが、真偽の程は全く不明だ。 結局、WCM BimotaはFIMの暫定リストには体制を発表しているものの、事実上はスポンサーも確定しておらず、ライダーに関しては１名も決定していない事になる。ジェレミーは「スポンサーさえ解決すればKTMエンジンはWCMを戦えるマシンにするでしょうね」と述べており、WCMからの参戦を完全に否定しているわけではないのだが。 別のニュースでは、イタリアのGPoneがマックス・ビアッジのSBKフル参戦は無くなったと報じている。記事によれば、参戦するとしても5月7日のモンツァからのようだ。またF1関係筋によれば、SBKへのフル参戦が実現しない場合には、F1ミッドランドの３人目のパイロットとして2007年から活動する為のテストに参加するとの情報もあり、相変わらずビアッジ周辺の動きは予想がつかない。