ケーシーはハンドリングに苦戦、ケニーは父に感謝
2006年1月26日 ShoppingOn編集部

昨年までは250ccクラスを戦い、今シーズンからMotoGPクラスに参戦するケーシー・ストーナーを単独ライダーとするルーチョ・チェッキネロのチームLCRホンダ。彼らもまた、本日1月25日にここセパンでの初の本格的なMotoGPテストを終えた。次回のフィリップ・アイランドはケーシーの母国オーストラリアであり、きっと次のテストも待ち遠しい事だろう。

ケーシー・ストーナーは本日59周回を終え、RC211Vを駆る5人のホンダライダーの中では5番手だが、本日の参加ライダー全員の中ではキャメルヤマハのコーリンエドワーズに続く13番手タイムとなる2分02秒67を記録した。3日間を通して慣れないMotoGPバイクのセッティングに挑み、最終的には納得のいくセッティングが得られたようだ。



「今日はセカンドバイクの調整がなかなかうまくいかず、ハンドリングを改善するのに多くの時間を費やす事になりました。途中で何度かセッティングが後戻りしてしまいましたが、それでも少しずつ試しながら正しい方向に戻せたと思います。」

「サスのセッティングも多く試したのでリアのグリップがとても良くなり、最終的には感じ良く乗れるようになりました。」

また、今期からチーム・ロバーツで参戦し、RC211Vのエンジン供給を受けた「KR211V」で走る2000年の500ccチャンピオン、ケニー・ロバーツ・ジュニアは、この3日間を通して好感触を掴んだようだ。2004年型ProtonKRのシャシーにRCVエンジンを設置したこのバイクは、まだ試作から3ヶ月もたっていない。初の本格的なテストとなる今回のテストで記録した2分03秒40はロバーツ・シニアとしても誇れるタイムではないだろうか。

エンジンに恵まれなかったチーム・ロバーツスタッフや、昨年までのスズキGSV-Rのパワー不足に悩んでいたジュニア本人は、RCVエンジンの凄さに3日目となる今日も興奮冷めやらぬ様子だ。ジュニアは以下の通りコメントしている。



「3日間を通して凄く良い仕事ができました。エンジンもサスもタイヤも最高だという事はわかっていましたし、やるべき事が多いのもわかっていました。まだシャシーについては基本的な部分から改善していく必要があるのですが、今回はその為に必要となる多くのデータを収集する事ができました。」

「本当は2分02秒台を狙っていたんですが、ダメでしたね。やる事が多くて時間が足りなくなり、とてもそこまではたどり着けませんでした。」

「こんなに良いマシンを提供してくれたホンダとミシュランと父には本当に感謝しています。これから始まるシーズンに向かってどんどん前向きになります。」

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