カワサキ、転倒はあったがセッティングは順調
2006年1月25日 ShoppingOn編集部

カワサキの中野真矢と、ランディー・ド・プニエの両選手は、降り始めた雨の為テストを予定より早く切り上げることとなったが、順調にそのタイムを縮めている。

そのあいにくの天候にも関わらず、テスト自体は計画通りに進んでいるようだ。二日目の今日は、両ライダーはブリヂストンタイヤのテストやNinja ZX-RRのエンジンとシャシーの評価に忙しい一日を送った。

「シーズンに先駆けて少しでも多くのタイヤに関するデータをブリヂストンに提供することが大切なのです。」とテクニカルマネージャである金子直也氏は語っている。

昨日と比べて1秒以上縮めた中野真矢選手は、午前中に4つの異なるリアタイヤのテストを実施し、いい感触を得たようだ。また、改善されたエンジンとクラッチの評価や、より空力に優れた新デザインのフェアリングのテストも併せて行っている。そのテスト状況について中野選手は次のように述べている。

「今日は、主にブリヂストンタイヤのテストに焦点を当てました。ブリヂストンはたくさんのリアタイヤを用意してくれ、その中にトラクションに特に優れたものが一つありました。他とは違ったタイプのコンパウンドを使っているもので、それをリアタイヤにしてみたら昨日のベストタイムよりも1秒以上速い自己ベストをマーク出来たのです。」

「午後はシャシーをテストしました。より安定性を高めるように改良されたものですが、明日も続けてテストをするつもりでいます。新マシン全体のセットアップの調整も必要です。明日も忙しくなりそうですが、有意義な一日になると思います。」

また、転倒こそしたものの今日は2分2秒55の好タイムを記録したランディー・ド・プニエは、その転倒時の様子についてもコメントしている。

「今日は、新しいブリヂストンタイヤのテストに集中しました。明日の午後にはレースシミュレーションを予定しているので、一番いいタイヤを見定めたかったのです。」

「パーツのテストも行いました。新しいフェアリングは、デザインが一新されて以前よりもっとコンパクトになっているのですが、このテスト中に私はMotoGPクラスで初めての転倒を経験しました。原因は分かりませんが、スロットルを戻した時にリアが振られて転んでしまったのです。フェアリングは大破しましたが、私自身は怪我もありませんでした。」

「4時に雨が降り出す前に残りのテストを全て終わらせることができました。今日はラップタイムを1秒以上縮められましたし、やるべきことを終えられてうれしいです。」



新しいシーズンに向けての彼らの開発は明日も続けられる。

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