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2006年1月25日 ShoppingOn編集部
雨が降るまでは高温多湿のセパンらしい気候の中、フォルツナ・ホンダチームの若手二人、マルコ・メランドリとトニー・エリアスも、セパンにおける2日目(1月24日)のテストを行い、新マシンの各パーツの様子を探っていた。
昨日は3位の高タイムをマークしていたマルコ・メランドリだが、今日はセカンドマシンのセッティングに集中し、タイムはそれほど意識していなかったようだ。メランドリは54周回を終え、そのベストラップは本日の11番手タイムとなる2分02秒70を記録した。
「今日は新しいバイクのセッティングに集中して作業を行いました。コースにはセカンドバイクで出ましたが、なかなか良い感じが掴めずに苦労しました。運よく不調の原因をつかむ事はできたので、明日は両方のバイクを使ってタイムアタックができると思います。」
「4時に雨が降ってきたのは残念でした。今日行う事になっていたレースシミュレーションが全くできなくなりましたから。明日は長距離走行を行うのに時間が足りるか心配です。」
また、トニー・エリアスは、昨日と同様に複数の異なるセッティングを行いながら自分にあった調整を探っていた。手術後の左手が痛む中での42周回中のベストラップは2分03秒26。これはチームメイトのメランドリに続く12番手タイムであり、その後にはブリジストンの開発ライダーである伊藤真一選手の2分03秒30が続いた。
「今日は新しいバイクのセッティングが前に進みました。良いベースセッティングを見つける上で色々なパターンの調整を行った事は正しかったと思います。さらに煮詰めていく上では多くの走り込みがまだ必要ですね。」
「最後の2時間に予定てしていた最終セッティングの確認が雨で出来なくなったのが残念です。重要なテストだったのですが。」
「明日はこの二日間と同じ方向性で作業を進めて行く予定です。良いバイクとチームの両方に恵まれて嬉しいです。チームの雰囲気は温かく、リラックスが出来ますので、常に最高の状態で作業が出来ています。」
いよいよ明日はセパンでの2006年最初のテストの最終日だ。2日間を通して煮詰めた新型バイクを操り真剣にアタックする若手ライダーたちに注目したい。 |
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