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2006年1月24日 ShoppingOn編集部
1月23日、グランプリ委員会(DORNAのCEOカルメロ・エスペラータ氏、FIMのクロード・デニス氏、IRTAのシト・ポンス氏、MSMAの坪内隆直氏、会議秘書にポール・バトラー)は、満場一致で赤旗によるレース中断のレギュレーション記載の変更を決定した。
今シーズンより、以下の2点が追加される。
●赤旗が提示された時点で走行不能となっているライダーの走行順位は無効とし、失格とする。
●赤旗が提示されてから5分以内にピットに戻れないライダーの走行順位は無効とし、失格とする。
この新レギュレーションは、赤旗でレースが中断された際の順位決定をより公正に行う事を目的としている。
この修正案の発端となったのは、昨年の日本GPにおけるトーマス・ルティー選手の転倒だ。小山選手がこれから表彰台に向けて追い上げという所での赤旗によるレース中断に、悔しい思いをした方も多い事だろう。中断の原因となったルティー選手は表彰台(2位)にあがったが、これを問題視する声を受けての処置だという。
ルティー選手本人は、このレギュレーション変更を歓迎する声明を出している。彼自信も、あの表彰台に気分良く立っていたわけではないだろう。
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