フォルツナ・ホンダ若手二人「走れて嬉しい」
2006年1月24日 ShoppingOn編集部

1月23日の冬季テスト解禁を受け、ホンダ・グレッシーニチームの若手二人も、ここ灼熱のセパンにやって来た。昨シーズン終盤に2回の優秀記録を持つイタリア人、マルコ・メランドリと、TECH3ヤマハから移籍したスペイン人のトニー・エリアスだ。二人には2006年型のRC211Vが用意されている。

去年のチームのメインスポンサーであったテレフォニカ・モビスターは、昨年を最後にMotoGPから撤退した。この為、今シーズンからはたばこブランドであるフォルツナが、TECH3ヤマハからホンダ・グレッシーニチームのメインスポンサーとして、トリー・エリアスと共に移動してきた形になった。

マルコ・メランドリは69周回を走り終え、2分02秒29という高タイムをマークした。これは、キャメル・ヤマハのバレンティーノ・ロッシ(2分02秒14)とレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデン(2分02秒23)に続く初日の3番手タイムである。

メランドリは、初日の感想を以下のように述べている。

「RC211Vに乗りに戻ってくるのが本当に楽しみでした。今日の午前中は冬休み中に忘れていたリズムを取り戻す為に周回を重ねていました。全体的にはバイクのセッティングを中心に行いましたが、最終的にはタイヤのテストを行う余裕もできて良かったです。」

「新しいバイクの感覚はとても良いです。このバイクは好きですね。すごく自信が持てます。」

一方エリアスは、今シーズンから彼の専属アドバイザーになった99年の500ccチャンピオン、スペインの英雄アレックス・クリビーレと共にテストに挑んでいる。今回は彼にとって手術後初のテストであり、何種類かの異なるセッティングにトライしてバイクの感覚を探っている様子だ。エリアスの初日の周回数は60周、ベストラップは初日12番手となる2分03秒8を記録した。エリアスは以下のように語る。

「今日は一ヶ月前の左手の手術の後でバイクに乗れた最初の日です。まだ少し左手は痛みますが、なんとか60周回を走りきる事ができました。今の私に必要なのは周回数を重ねて新しいバイクを理解する事ですので、今回とくに最速タイムを考えたりプッシュする事はありませんでした。」

「今日は複数の異なるセッティングを試して良いセッティングを探りましたが、明日もこの方法でテストを続けるつもりです。再び戻ってこれて嬉しく思います。」

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